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2024年秋冬野菜(大根(天津青長))
どんな大根?
青長大根は、中国を原産とする大根の一種です。
「青大根」「長江青長大根」「ビタミン大根」と、別名が多いことでも知られています。
根元から中央部分にかけて、緑色がかっているのが大きな特徴です。先端部分が白いので、緑色と白色とのコントラストが目を惹きます。中身もきれいな緑色です。
根長18~21cm程度、根径7~8cm程度が一般的な大きさです。
青長大根は通常の白い大根と比べると、甘味が強く辛味が少ない品種とされています。また、シャキシャキして歯触りがよいです。
青長大根の別名が「ビタミン大根」と呼ばれている所以は、通常の白い大根よりもビタミン類を豊富に含んでいるところにあります。
もともと、大根はビタミンC、カリウム、食物繊維などを豊富に含む野菜です。これらの栄養素は根よりも葉緑素を持つ葉の部分に多く含まれていますが、緑色が多い青長大根の場合は、これらの栄養素が根にも白い大根よりも多く含まれています。
また、普通の大根に比べて、水分が少なくデンプンや糖分をたっぷり含んでいるので、貯蔵性も良く、貯蔵することでさらに甘味が増します。
どのようにして食べるの?
生食がおすすめです。スティックサラダ、スライスして、他の野菜と合わせたサラダ、漬物、ピクルスなどにして美味しく召し上がれます。
漬物の場合、塩漬け、糖漬け、麹漬け、糠漬けなど、色々なお漬物にも色よく仕上がり、味が濃く肉質や歯切れが抜群に良いとされています。青長大根は、コンパクトなサイズなので、小さめの漬け樽でも一本漬けができて、漬けあがりも均一なのも天津青長の魅力の一つです。
また、大根おろしにすると「緑色の大根おろし」になるので、一風変わった印象を楽しめます。
でんぷんが多いので、天ぷらや素揚げにするとホクホク感と甘さを味わえます。ただし、煮物には向きません。
BOTANICA(https://botanica-media.jp/3667?p=3#goog_rewarded)
丸種株式会社HP(https://marutane.com/pages/59/)
より引用