平成のはなし1990年頃・コロッケ屋お好み焼き屋
小学校中高学年ごろ、母に頼まれて行っていたお使いのはなし。
コロッケ屋
まずは朝。特にお弁当の必要な朝、コロッケ屋さんにお使いをよく頼まれた。
コロッケ屋さんは徒歩一分、おじいさんおばあさん夫婦でやっているお店。玄関の扉を開けると玄関兼土間のスペースでやってる感じだった。
わが家ではコロッケと串カツを買っていた。
コロッケのパン粉は細かいの。揚げたてで、いつでも茶色というよりオレンジ色だったな。串カツの具は小さなウインナーと玉ねぎ、肉もあったのかな。お弁当のおかずの一品に入れたあとは、残りを朝ご飯のおかずや夜のおかずに。
遠足のお弁当のおかずに、っていう事が多かったのかな。朝ひんやりした空気の中買いに行ってた。その後、冬に薄暗い中買いに行っていたこともあった。
お好み焼き屋
こちらは晩ごはんに。
お好み焼き屋も玄関の手前に6〜8畳くらいの土間スペースがあって、半畳くらいの鉄板があり、その周りに数人が座れるようにしてあった。
看板もなく、おばあさん一人で切り盛りしていて、近所の人が食べに来たり持ち帰りを焼いてもらいに来たり。父が中高生の頃にもお金をもらってよく食べに来ていたらしい。
家族の人数分のお好み焼きと、焼きそば。焼いてくれる間、置いてある週刊ジャンプを読むのが楽しみで。1〜2ヶ月に一回のペースで行き、このお店のお陰でドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書、ろくでなしブルースなどなどタイムリーに読むことができていたなあ。
親戚が集まった日の昼食にも、よく焼いてもらってた。
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