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苦手な中にも得意がある
こんにちは!
此島このもです。
今日はお部屋の片付け&掃除をしました。
でも私は部屋を片付けることが苦手で、片付けは苦痛の時間になりがちです。
何をどこに収納すると生活しやすくなるのかよくわかりません。
片付けの本も読み、使う頻度に応じて収納場所を決めると学んだのですが色々あって惨敗しました!😂
例えばこれは使用頻度は低いけど大事なものだからしまっておこうと片付けると、どこに片付けたのかわからなくなったり(しまった場所を思い出す方法が記憶頼みなので見えない場所にしまうとどこにあるかわからなくなる。私は思い出そうとするとそれが置いてある場所が写真のような画像になって頭に浮かんでくるタイプで、視覚情報が大切なんだと思う)
使用頻度が高いからすぐ出し入れできる場所にしまおうと思ったのに片付けた場所が自分が思っていたほど出し入れしやすくなかったとか、
そもそも自分が思っていた使用頻度の高低が間違っていたとか色々です。
それに、苦手でなるべくやりたくないと思っていることに関連した本を読むのも苦痛でした。
だから自分の居住空間を暮らしやすいように整えられる方は本当に素晴らしいなと思っています。
でもそんな私にも片付けに関する良い思い出もあるのです。
それは新卒で働き始めたばかりの頃。
私はその部署の増員として配置されたので新しい机があてがわれました。
グレーの金属でできた一般的な事務机です。
ああいう机って、引き出しは大きくて便利なのですけれど仕切りがないのですよね。
私にはどう物を収納すればいいのかわかりませんでした。
ボールペン、マーカー、電卓、シャチハタ、日付印(日付と名前を一緒に捺印できる印鑑)、赤と黒のスタンプ台、大小のふせんやメモ帳、ハサミ、ノリ、定規、シャープペンや消しゴム、サインペン……文房具の数々と仕切りのない机を前にして途方にくれている私に一人の先輩が声をかけてくれました。
「これ使っていいよ」
それは先輩が保管していたお菓子の空き箱でした。
先輩はお菓子の空き箱が引き出しの仕切りとして便利に使えることを知っていて、こんな時のためにとっておいていたそうです。
私はお礼を言いましたが、それでもその箱をどう並べてどう片付ければ使いやすくなるのかわかりませんでした。
お菓子の箱と引き出しを前にして難解なパズルを解くような気持ちになりました。
先輩はとても面倒見の良い人でした。私が困っているのを察して「こうしたら便利だよ」とサササーと引き出しにお菓子の箱を配置し文房具を全部片付けてくれました。
私はその手際の良さに驚き、片付けが得意な人はこんなスピードで収納場所を決められるのかと驚きました。
それ以来7年ほどその机を使い続けました。
その間、定められた収納場所に文房具をしまい続けることができた私は、片付けに関してひとつだけ自信を持てました。
私は使ったものを決まった場所に戻すことができる!!
あ、そういえば数回の引き出し整理を経てもうひとつ自信を持てるようにもなったのでした。
私は狭い範囲を整理するのはむしろ得意!!
片付け範囲が居住空間全域に及ぶとポンコツになってしまう私ですが、引き出しや棚の中など限られた狭い範囲を整理するのは得意だとわかりました。
だからコスメ収納を整理したり冷蔵庫の中とか狭い範囲の整理はそんなに苦痛じゃないです。むしろ楽しい!
今日も結局部屋の片付けのはずが救急箱の整理になっていました…なぜこんなことに???
でも楽しかったしいらないものを捨てられたのでオールオッケーです👋😙イエーイ
将来的には居住空間すべてを暮らしやすいサイコーにハッピーな空間にすることが目標ですが
今日はこの辺で許してやるぜ!!!
という気持ちで、できる範囲からゆるゆるお片付けをしています。
おしまい🐈