最近うれしかったこと
やったーーーー!!!!!!!!!
此島このもです😎
嬉しいことがあったのでヤッターこのもと改名します
(嘘です。でも今日だけならいいかも)
※嬉しい成分を摂取したくてこれを読み始めた方へ
嬉しいことの説明をするために嬉しくない話もします。「老い」の話です。嫌な方は読むのをやめてください。
私ね、昨年手術をしまして、頭に20センチくらいの傷があるんですよ。
まあそれはいいんですけど、手術をしてから頭に白髪が目立つようになりました。
そっちが嫌で嫌でたまらなかったんです。
白髪ってやはり歳を重ねた証のような気がしてね。
別に自分は永遠に歳をとらないと思っていたわけではありません。
誰だって然るべきときが来ればお年寄りになる。それは知ってますよ。
でもですよ。自分の頭に複数本の白髪を見つけると「ウッ」となるわけです。
いや、いましたよ私の知り合いにも。まだ20代入りたての大学生のときから白髪が多い人が。
だから必ずしも白髪が老いの証とは限らないことは知ってます。
でもいざ自らの頭に白髪を何本も見つけると、わぁ……私ももうこんな年齢なのか……と自らの変化を苦しく思うわけです。
以前、芸能人の渡辺直美ちゃんがね、自身のYouTube生配信で白髪のことを「自分の成長の証」だったか「自分が生きてきた証」だったかなんかそんな感じのポジティブなことを言って(探そうと思ってアーカイブ漁ったんですけどちょっとどの配信かわかりませんでした見つけたらリンク貼ります)いるのを見たことがあってね、
それをすごくいいなあって思っていたんですよ。
その考え方って自分の重ねた年月の肯定ですもんね。
あ、肯定といっても何でもかんでも「良いこと」「善である」とするわけじゃありませんよ。嬉しいことも嫌なことも、人生狂わされたと思うことも、経験しない方が幸せだったことも、全部ひっくるめて今の自分を作っている……その揺るぎない事実を認めるということです。
自分はつらい経験をした、それを認めることが立ち直りの過程で大切だと私は思いますのでね、自分の過ごした月日を肯定する「白髪は生きてきた証」の考え方がすごくいいなと思ったんです。
(つらい経験にばかりフォーカスしているのはmy社会人生活がクソだったからです)
とはいえ、それでもやっぱりショックはショックだったんですわ……。
「老い」から目をそらしたいので「手術したら白髪増えちゃって嫌だわ!」とわざわざ発言したりして。
これは防御です。他人にこいつ白髪すげえって思われたくないから先に自分から言っちゃうんです。手術のせいですよ〜不可抗力なんですよ〜って。実際の手術と白髪の関係は不明なんですけどね。
ところがそんなことを言ってたら「白髪にはタンパク質がいいですよ調べてみて」って返されて不可抗力じゃない(白髪は努力で減らせる)現実を思い知らされたりもして……あのときが一番ショックだったかもです。
不可抗力にしたい自分の気持ちと、不可抗力ではない現実と両方を思い知らされたので。
そんなこともあり、もう「老い」を認めるしかないのか……と観念し受け入れ態勢に入って数ヶ月が経ちました。
ところがね、昨日鏡を見たら……
ハゲだった私の頭の手術痕に、髪が生え始めている!!!!!!
いや白髪の話じゃないんかい、と思いました?
そうなんですけど、白髪の増え方に私の頭皮は死んだ(悲観的になったことから発生した比喩)んだ……と思っていたので、死んでない、生きてる証を見つけられたのがめちゃめちゃ嬉しかったんですよ!
ちゃんと頑張ってくれてたんだね!!
生きていたんだね!!
頭皮!!!
頭皮ありがとう!!!!
死んでるとか言ってごめんね!!!!!
\嬉しさ大爆発!!!/
💣💥💣💥💣💥
手術痕を見ると皮膚が完全に白くて、皮膚の下の毛根が透けて見えるとかそういうことがなかったんです。だからその部分の毛根は死滅しているんだ、一生毛が生えないんだ、と思っていたんですよね。
でも私の頭皮ちゃんは頑張って毛を再生させてくれていたんですね😭
まだぽつぽつとしか生えていませんので相変わらず傷痕ハゲではあるんですけれど、でももう十分嬉しいです。
老いを認めるとか言っていても、自分の身体が頑張っているところを見ると嬉しくなるものですね。髪の毛が生えるのは生きている証ですもんね。そりゃ私も生きている生物なんだから生きている証が喜ばしくないわけないか……。
ということで、
白髪は「生きてきた証」として、
手術痕に生えた毛は「生きている証」として、
どっちも愛でたいなと思っている此島でした。
おしまい👩🦳💙
おまけ
本当におしまい🐈