食費の節約=割引シール
我が家から一番近いスーパーでは朝、開店と同時に行くと賞味期限間近な食料品等が半額で出ている。
前は半額シールの商品を買うなんてちょっぴり恥ずかしいことと思っていたのだけど‥
今はもう本当に争奪戦!
特に高齢者は切羽詰まってる感がハンパない。
ちょっと遠慮してたら横から手が出てくるし中には店員に(値引きを)乞う人もいる!
この空気、麻生や岸田は一生知ることもないのだろうな~
彼女たちのかごの中を覗くと半額シールの山・・
勝った~みたいな空気を漂わせているというのは私のひがみか?
今、私が住んでいるところは古い団地、一応ニュータウンなどというネーミングで知られてはいるが・・
分譲マンションだから元からずっと住んでる人なんて私の親くらいの年代で一人暮らしの人が多い。
おじいちゃん、おばあちゃんという感じ。
腰が曲がってやっと歩いてる人も複数いる。
先日はわたしがセルフレジを使おうとしたら台の上に目薬の袋(よくある透明のファスナーで閉められるビニール製の)が置いてあった。
捨てようかなと思ったけどゴミ箱もわからなかったので一応店員さんに申告したらなんとその目薬入れはおばあちゃんの小銭入れだった。
店員さんがそのおばあちゃん(お客さん)に「小銭入れ忘れてますよ」と渡した。
捨てなくてよかった・・
これを小銭入れって良いアイデアだ、
ジャナクテ・・とても寂しい気持ちになった。
インスタなんかで頭のいかれた著名人がン百万円もするヴィトンのバッグを持って微笑んでる写真なんかが頭に浮かぶ。
私だったらあのバッグ一つで一生食えるのになーなんてことも考える。
一生は大げさか?
目薬かヴィトンか?
目薬のおばあちゃんはインスタなんて見ないだろうけど・・
そこのスーパーは人件費節約のためにオールセルフレジ、店員が一人で見張りをやっていてとーぜんお年寄りはセルフレジにまごつく。
毎回のことだけど毎回まごつくお年寄りもいる。
店員さんもそこのところはわかっていてお馴染みさんを手伝ってあげる、たった一人で店員さんもタイヘン、たぶん最賃だろうし。
だからお年寄りもインスタなんて見るわけない。
店員さんは見るかもしれんけど。
世の中にはとんでもない金持ちがいることを知らずにすんでるのかもしれないが・・
私の場合は若いころから半額シール大好きだったけど(親の影響だ)今はもう2割引きとか3割引きでも手が出ない。
夫は毎朝食パンを一枚焼いてマーガリン塗って食べるのが日課だけど半額ではないのが気に食わない。
半額で買って冷凍庫に入れてればフツーに食べられるのに。
もったいない!
なんてぜーたくだ!
耐えられない!
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