10、現在地を把握せよ!
こんにちは!
私が先輩経営者から学んだことを、少しずつ書き留めていくシリーズ、第十弾です。
経営や起業に興味のある方向けに書いていますが、会社員としても成果を上げたい方に役立つ考え方になれば幸いです。
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経営に限った話ではないが、何かを達成しよう、できるようになろうと思う時、大切なのはまず自分の「現在地を把握すること」だと教わった。
しかも、極めて「正確に」把握する必要がある。
例えば、バスケをやっていたとしよう。
NBAで活躍できるような選手になろうと思ったら、まずは自分がどのレベルのプレーヤーなのかを正確に把握する必要がある。
そして、現状を受け入れた上で、NBAで活躍できる自分へと成長するために、素直に愚直に練習に励むべきだ。
しかし、これがうまく現在地を把握せずに進んでしまった場合、こんな具合になってしまう。
「自分はすでに日本一のバスケの実力を持っている。」と思い込み、
(実際には、大学バスケでちょっと目立つ選手なだけにも関わらず)
NBAで活躍するためには、いち早くアメリカに行けば良いだけだと判断する。
そんな短絡的な考え方で、すぐさまアメリカに渡り、結果的に現地のプレーヤーとうまくコミュニケーションもとれず、活躍するどころか薬物に手を染め交通事故で亡くなってしまった選手がいる。
漫画「スラムダンク」に登場する谷沢選手だ。(参考:https://gossipanything.com/slamdunk-yazawa-13082)
自分の実力を過信したり、ついついてんぐになって、今の結果は自分だけの力で出した結果だと勘違いしてしまうことは、よくあることだと思う。
しかし、自分の力を過信して、それ以上学ぶことを辞めてしまえば、その時点で成長は止まってしまう。
成長し続ける人は、自分の今の実力を受け入れ、現在地を正確に把握して、より高く飛ぶために結果成果を持っている人とのギャップを学び、それを埋めるために努力し続けられる人だと教わってきた。
何歳になっても理想を追いかけて、謙虚に学ぶ。
そんな姿勢を大切にしたいものだ。
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