見出し画像

11、学ぶ人を決めなさい!(後編)

こんにちは!
私が先輩経営者から学んだことを少しずつ書き留めていくこのシリーズ、前回より再開しましたが、このテーマはあまりにも大事なことがありすぎて、前後編に分けて書いています。

経営や起業に興味のある方向けに書いていますが、会社員としても成果を上げたい方に役立つ考え方になれば幸いです。

=============

学ぶことの大切さについては、前編で触れた通りだ。
今日は、下記のような方に対して、伝えたい。

「学ぶ人って、一人に決めないといけないんですか?それって、その人一人のようにしかなれないから、可能性を狭めちゃうんじゃないかと思って」

うーん、そう思う気持ち、わからなくもないといえば、、そう、、かも。

ただ、一体その発言、どの立場で言ってるの?は正直気になるところだ。
私がお世話になっている男性経営者の方だったら、きっともっとストレートに、こう言うだろう。

「お前がなんぼのもんじゃいっ!!!!」

自分より結果を作っている人から学ぶのに、自分が学ぶ人を選ぶ立場にあるとでも思っているのだろうか。勘違いをしてならない。

この山を登る、という結果を決めたなら、まずはそこを登りきるまでは、学ぶ人は一人に絞るのが良い。
これは、私がずっと学んできた方に口酸っぱく教わってきたことだ。

なぜ一人に絞るかというと、学ぶ人が複数いると、迷いが生じるからだ。
迷っている間、山を登り切るために山頂に向かわずに、横道にそれることにエネルギーを使ってしまう。そんなもったいないことはないということだ。

そして、その学ぶ人を一人に絞る時に、結果のない自分が複数の候補から選ぶ側に立つだなんて、そんなはずはない。
確かに、山頂にたどりつく方法はいくつもあるだろう。
しかし、求めている結果は「山頂にたどりつくこと」であり、複数ある山道全てをマスターすることではないはずだ。
まして、山頂にたどりついた経験もない人が、「いろんな方法がありますよね」と方法論を語るほど、格好悪いことはないと私は思う。
ごちゃごちゃ言う前に、まず山頂まで登りきった経験作れよ!ということなんだと、今はわかる。

学ぶということは、ある面で、「今の自分には結果を作る力がない」ということを受け入れることだとも思う。それは、決してネガティブな意味でなく、極めてポジティブな意味で。
今、実力がないということは、成長して実力をつけたら、結果になり得るということだ。私はそこに、すごく希望を感じる。

今の自分の現在地を把握し、求める結果を作るために、すでに結果を作っている人から全てを学ぶ。
この姿勢を何歳になっても継続できたら、きっと素敵なおばあちゃんになれると思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?