20歳で経験した、初めてのアフリカ
こんばんは!藤井このみです。
しばらく更新を止めていましたが、ここから新しく再スタートを切ります!
再スタートにあたり、私のことを語るときに、欠かすことのできない話をしようと思います。
それは、20歳の時に初めて訪れた、アフリカでの経験です。
「前世、アフリカに住んでいたのでは?」と思うくらい、なぜか胸にしっかりと刻まれていて、30代半ばになった今でも、そこで得た学びがずっと私の中で強烈に生き続けています。
みなさんにも、数ある過去の経験の中で、なぜかこれは強烈に残っている、というものがあるのではないでしょうか?
私にとっては、アフリカで過ごした1カ月間が、まさにそんな経験なのです。
まずは、今日から数回に分けて、私の経験したアフリカでの出来事やそこで感じた想いについて、綴っていこうと思います。
私は、20歳の時に初めてアフリカ大陸に足を踏み入れました。
当時、大学で国際関係学を専攻していた私は、途上国の貧困問題などをテーマに勉強していたのですが、いくら勉強しても、「貧困とは何か」「どう解決していくべきなのか」に対する自分なりの考えを出すことができませんでした。
そこで、今思えば非常に偏っていて間違った思い込みですが、「貧困と言えばアフリカでしょ!」と思い立ち、「そうだ、アフリカで実際に貧困を見てこよう」とアフリカに行く計画を立て始めたのです。
当時、私の背中を後押ししたものは、2つあります。
一つは、大学の周囲の友人が、パレスチナやクウェート、エクアドルなど日本人があまり観光などで行くことのない国に滞在経験のある方が多く、それに並ぶレアな国での滞在経験が欲しかったこと。
それまで、私の武器はアメリカの帰国子女経験だったのですが、アメリカの滞在経験なんて、普通。よりレアな国に行っている人の方がステータスが上だ、などとなぜか勝手に感じていました(笑)。
そして、もう一つは、大学生になって初めてお付き合いした男性に、振られたこと。人生初の失恋はとても辛く、1カ月ほどご飯もまともに食べられない状態が続いていたので、いい加減そんな自分を変えたい!というきっかけ欲しさに、アフリカ行きを決めました。
つまり、きっかけはそんなちょっとしたことだったのですが、その後の人生に大きく影響を与える経験となった。
これ、けっこう大事なことだと思うのです。
何かを始めるのに、たいそうな素晴らしい理由なんて、必要ない。
ただ、自分を突き動かすような理由があれば、それで十分だと思っています。
次回、アフリカに向かう飛行機から書いていた日記(最近見つけました!笑)を参照しながら、当時の経験を振り返っていきます!
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