高校バスケ部時代に学んだこと②
こんにちは!
藤井このみです。
今日は、前回に引き続き、高校のバスケ部時代に学んだことを書いていきます。経営者として仕事をしている今でも、活きているなと感じることが多数あるので、自分で書きながら「やっぱりそうだよな~」としみじみ感じることが多いです。
良き師の存在
私が所属していたバスケ部の顧問は、元日体大バスケ部のエース選手でした。
とにかく徹底して恐いイメージがありましたが、ふとした瞬間に笑顔を見せる一面があり、私はそんな先生のことが大好きでした。
そんな先生が率いるチームでやる練習は、常に工夫が凝らされており、「今はこういう練習をやるのか!」とはっとさせられることが多かったです。
特に、私が嫌いな練習の一つに、「サーキットトレーニング」がありました。タイマーで時間管理しながら、縄跳び、跳躍運動、跳び箱などあらゆる筋力を鍛えるトレーニングをこなしていくのですが、これが本当にきつくて吐きそうになるくらいだったのです。
「足があがってない~!」「やれ!」「走れ!」
と先生は常に声をかけているのですが、やっている側としては「とにかく早く終わってほしい」と願ったものです。
ただ、このトレーニングの威力を感じたのは、試合などで自分のスタミナが最後まで続くことを体感したり、いざという時の脚力を自分で実感した時です。中学の頃はさぼりがちだった下半身トレーニングですが、これを定期的に取り入れることが、試合でハイパフォーマンスを発揮することに繋がるんだと体感しました。
そして、この先生は、練習中、とにかく生徒を褒めませんでした。
常に厳しく、鼓舞するような言葉をかけ続けているのですが、毎日の練習に加えて、一つ先生が大事にしていたことがあります。
それが、毎日ノートにバスケの練習を通して感じたことなどを記載して提出することです。
私は、練習後、赤ペンでコメント入りのノートを返してもらう瞬間が一番楽しみでした。いつもは生徒を褒めない先生が、ノートの中では、「期待してます」と温かいコメントを常に残してくれていたのです。
悲しいことに、その先生は数年前に病気で亡くなられ、今はお会いすることができないのですが、今でも高校時代の思い出のど真ん中にあるのが、先生から教わったことです。
経営の道を志し、感じていることは、やはりどの世界でも良き師を見つけることが何より大事だということです。
バスケがうまくなりたい、試合で勝てるようになりたいと思ったら、勝ち方を知っているコーチに出会う必要があります。
そして、それはもちろん経営の道でも同じで、経営者として実績を作りたいと思うのであれば、実績の作り方を知っている人に出会い、徹底して学ぶ必要があります。
そして、一人この人!という師を見つけたらな、その人をとにかく信じて突き進むこと。
スポーツも経営も似ているなと感じます。
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