どんなママでいたい?
10月から息子が体操教室に通い出しました
今日で2回目。
基本見学はできなくて送り迎えの時に少しだけ見れるんだけど
お迎えの時はママの顔が見れて安心するのか、こちらばかりみて
全然集中してない。先生の話も聞いてない。並べない。
そんな姿見て「ちゃんとしなさい!」
って言葉が口から出そうになる。
まだ2回目。私が見れてるのは教室の時間のほんのわずかで今は集中力切れてる
だけで見れてない時間はすごく集中してたのかもと思って言葉を飲み込みました。
頭のなかで「ちゃんとしなさい!」って言葉がなんで咄嗟にでたんだろう。
と考えてみました。
私は青春の全てをバレーボールに捧げたようなそんな学生時代を過ごしてて
“ザ・スポ魂”女。
習い事は行かせてもらってるんだから、怠けたりしないでちゃんとしないと。
先生の言うことは絶対。しっかり話を聞かないと。
とかいう、ビリーフ(自分の持つ価値観)を持ってたことに気づきました。
まだ3歳の長男に向かってその価値観をぶつけるのは違うし、
まだ2回目。
先生もよく見てくれてて、まだできないことが多いけど話をちゃんと聞いてやってみるっていう力がありますね。って言ってくれた。
あぁよかった。「ちゃんとしなさい!」なんて言わなくて。って思いました。
帰り際、息子は「たのしかった。」「でも、難しいこともあるんだ」と
少し悔しそう。
その姿を見た時に、ほんとに自分の価値観を息子にぶつけなくて
よかったと思いました。
多分、「ちゃんとしなさい!」って鬼教官のように怒っていたら
息子は私に「難しいこともある」って教えてくれなかったかもしれない。
3歳でもお家から出た外の社会で色々なことを感じて、経験して
過ごしてる。
全部楽しかったり、嬉しかったりするわけじゃ無くて、悲しかったり
悔しかったり、痛かったりもする。
その感情や経験もわが子だけのものだからしっかり味わってもらう。
臍の緒で繋がっていたわが子は自分とずっと一緒のような気がするけど
生まれてきてくれて臍の緒を切ったあの瞬間から
全く別の人格で、全く違う人生を歩んで、全く違う価値観を作り上げていく。
そんなわが子にとってどんなママでいたいですか?
私はわが子にとって絶対的な安全基地でいたい。
生きてれば本当に色々なことがある。
挫けそうになったり、苦しかったりすることもあると思う。
どんな感情を味わっていたってあなたはあなたのままでいい。
あなたはあなただから大丈夫。何があっても味方だよ。
って伝え続ける安全基地。
ママができることって少ない。だけど、
絶対的な安全基地でいることってママにしかできないこと。
(もちろんパパも!)
今日は自分のビリーフから危うく鬼教官化してしまうところだったけど、
自分の余白を作って、ビリーフと向き合い続けることをし続けたら
鬼教官の役割まで担わなくてよくなりました。
我が子が愛おしすぎて、大切すぎてどうしてもわが子に関わる全ての
役割を担おうとしてしまうけど。
全部全部やらなくて大丈夫。
鬼教官みたいな役割は習い事や、部活のコーチ、先輩に
教育者は塾の先生や学校の先生に
任せられることは任せましょう。
とにかくママにしかできないこと。
ママがしたい役割を担っていきましょう。