言葉の大切さ
「私の周りはテイカーばっかり」
いつもこんなことを言っている人がいました。
「ギバー」「テイカー」「マッチャー」この言葉をご存じですか?
「ギバー」は与える人
「テイカー」は受け取る人
「マッチャー」はバランスを取る人
前述の「周りはテイカーばかり」と言っている彼女は「みんな自分に全力で寄りかかって来て、持っていくばかり」「みんな自分で何かをやろうとしない、本当に疲れる」と常に不満を言っています。自分の周りには奪っていく人しかいないと言いたいのです。
本当にそうなのでしょうか?
「いつもトイレットペーパーの補充をしてる、またあたったのよ。誰もやらないのかしら、だからやらなかったわ」
「物品をまた借りに来たから無いって言って貸さなかった。図に乗るから」
言ってることはわからなくもないのですが、よく聞くと「余計な一言」が多い。そして彼女は二言目には「ホントにバカばっかり」
以前もnoteの中の記事に書いたことがありますが、脳は誰のことを言っているのかわからないので、あなたが発した言葉を自分のことと勘違いします。
ですので、この場合「バカ」は自分のことと思い込むのですね。
あぁ、恐ろしい。毎日毎日、彼女は自分に「バカ」と言い続けているのです。
発する言葉は大事です。
そしてその言葉をそばで聞き続けることは、自分にも大きく影響します。
こんな人が周りにいたら、そっと距離を置きましょう。
あなたが毎日使う言葉があなたを作ります。
それがわかると、良い言葉だけを選んで使いたくなりますよ。