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第三者の力を借りる
かかりつけのクリニックでの出来事です。
ちょっとした心配事が頭から離れず、そのことを私が話しても納得してくれないという状況が続いていました。(おさまりかけていたことが再燃しました)
定期受診でクリニックを訪れ、先生から「何か困ったことはありますか?」と尋ねられ、心配事を話し始めました。
先生がそれに対して母の膝に手を置き「そうなの?困ったわね」と返されたら、母は「仕方がないですね」と笑顔で答えていました。先生に話を聞いてもらい共感してもらえたことで、母も嬉しかったし安心したのでしょう。
母がいないところで先生から「どんどん他人が関わっていきましょう。お母さまも話して気が紛れることもあるから、うちのスタッフも話は聞けるし。身内じゃない方が気楽に聞けるし、お母さまも気楽に話せることもあるのよ」と言ってくださり有難さをしみじみと感じました。
確かに、私も看護の仕事をしていてそう感じる部分はありましたから、先生からそうお話を聞き理解出来ました。いざ家族の立場になると、学んできたはずのことがポンと抜けてしまうのですね。
一人で抱え込むのはよくないと散々皆さんにお伝えしながら、一人で抱え込んでいたのかもしれません。これは猛省します。
どうか介護を一人で抱え込んでいる方がいらしたら、どんどん第三者の手を借りてください。ただ話を聞いてもらうだけでもいいです。使えるサービスをとことん利用するのもいいです。
少し気が晴れた母は、大好きな野球を観ながら拍手をし歓声を上げ、大好きな桃を美味しそうに食べることができました。先生に感謝、スタッフさんに感謝、オリンピック選手に感謝、笑顔の母に感謝です。
最期まで読んでくださったあなたにも感謝です。
いつもありがとうございます。
今日も一日お疲れさまでした。
ゆっくりお休みくださいね。