尋ねた相手はあの人でした
先日、母の心配事についてこちらに書きましたが、その続編です。
解決はしなかったものの、私に話したことで納得したようでしたが、実は完全には納得はしていなかったのです。
そのことで夜も眠れず、食欲もなくなり、いくら話しても先に進まず同じところをぐるぐるループしている状態で、さてどうしようかと考えあぐねていました。
ケアマネさんともいろいろ話をして、今後のことも考えていきましょうとアドバイスをもらい帰宅したら、母が明るい表情に戻っていました。
何が起きたのか話を訊くと「おまわりさんに訊いたらすっきりした」との返事。
えっ?えっ?えっ?
お・おまわりさん?
確かにね、困ったときは頼りになるけど、まさかおまわりさんに尋ねるとは思いもしませんでした。(お世話になったおまわりさん、この場を借りて御礼を申し上げます。)
地元にいた頃は、地域を巡回するおまわりさんが「新しくこちらの地域の担当になりました。困ったことは何でもご相談ください」と挨拶にいらしてくださっていました。とは言え、ねぇ、まぁ、いいか…。
おまわりさんは果たして何と言ってくれたのか母に尋ねると
「ご飯ちゃんと食べて、ゆっくり休んでね」
えっ?えっ?えっ?
いや、よかった、本当によかったね。
(名誉のために書き足しますが、認知症テストはクリアです)
と言うことで、母はいつも観るプロ野球ニュースがお休みなので寝るそうです。
本当のところは母とおまわりさんしかわかりません。どんな話をしてくださったのか、本当に母が納得してくれているのか。ただ、昨日までの母の表情や様子とは違い笑顔も見られたし、野球も楽しく観ていたので良しとして追求はしないでおきます。
それでも、まだ手放しで安心は出来ないので注意深く見守りたいと思います。
高齢者は気分の落ち込みは急降下ですが、浮上するにはなかなかの時間を要します。皆さんのご家族も、ちょっとした変化にもすぐに気付かれますように。
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