私のメンター。
同行援護の経験はほとんどない。
初めての階段。雨。
「1段ずつゆっくり降りていいよ」と声をかけるが、実は私が怖いだけ。本来なら「1段ずつゆっくり降りていただけたら幸いです。」とお願いすべきところ。
途中で私が彼女のいつものリズムを崩し逆に危険だということに気づく。
「ごめんね、降りにくかったね。慣れていなくてごめんね。」と声をかける。
上りは彼女のペースで成功。
嬉しくてつい「上りは上手くなかった?どう、合格?」と聞いてしまう私。
「うん!上手だった!」と言ってくれる彼女。
あからさまにテンション上がる私。
次回はもっと上手くなろうとやる気に満ち溢れる私。
私のメンターは、ヘルパーの育て方を知っている。
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