銅版画家:浜口陽三
水天宮駅の近くにある、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションに行ってきました。
1階と地下1階で構成されています。
ヤマサコレクションとあるのは、お醤油のヤマサのご子息の作品だから。
地下1階は、お醤油の倉庫にもなっていたそう。
日に当たらない空間は、銅版画を展示するにはいい環境になります。
銅版画で構成されている美術館はあるようでないです。
浜口陽三さんは、東京美術学校に入学し、途中で退学。
その後パリで絵画の修行を積みました。
銅版画の制作を本格的に始めるのは、40歳頃から。
浜口陽三さんの功績としてあるのは、カラーメゾチント技法を確立したこと。
さくらんぼや西瓜など果実や植物や女性など数多くの作品を生み出しました。ネットや図録では味わえない、独特の表現を実際に足を運ぶことで楽しめます。
私が特に感じたのは、女性画は、モディリアーニや東郷青児を思わせる雰囲気が漂っていました。
パリで学んでいたこともあり、インスパイアされているように感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?