貨幣博物館
貨幣博物館は、楽しい。
デジタル社会になり、スマホ決済が多くなっている中、
町中華や立ち飲み居酒屋など、支払い現金のみと掲げる店もある。
2024年春より、新たな日本銀行券が発行される。
現物を一足早く、見られるのが貨幣博物館です。
当然ですが偽造防止のため印刷技術をかなり駆使しており、特徴が細かく解説されています。
そのほかにもお金の歴史や中国貨幣の歴史など、なるほど、おや、ふむふむと思うことがたくさん。
私が一番、面白いと思ったのは、中国貨幣の歴史で、古代では青銅器で作られた農具が珍重されていたので、貨幣を農具(鋤)の形にしていたとのこと。
この貨幣の形をどこで見たようなことがあると思って、記憶を辿ると
ある和菓子屋さんのロゴマークにそっくりであることに気が付きます。
関東にも店舗展開している滋賀県大津市に本社を置く、叶 匠壽庵さんです。
叶 匠壽庵は、和菓子の元である日本文化は農耕であるという考えから、「耕す」「豊かにする」ものの象徴として農具の「鋤・鍬(すき・くわ)」をモチーフとしたシンボルマークを使用しております。
と説明されていました。
原型は昔の貨幣から着想を得られていたのだなと感じ、つながりが生まれたことが面白かった。
しかも入場は無料なので、日本橋に行くときには一度は寄ってみるのも価値ありです。