俺を知ってもらおうか。その2
やあ。楠健一だ。
前回の続きだ。
今回は俺が資産0円から月収1000万円を達成するまでの経緯を書いていく。
興味があったら読んでくれ。
俺は死ぬ気で勉強した。
主にテクニカル指標について知識を蓄えていたわけだが、YouTubeを見ていてあることに気が付いた。
それは、
「投稿者一人ひとりを個別で見ると、使っている指標は少ない」
ということだった。
資産を0円にするまで、俺が使っていた指標は移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、さらにはトレンドライン、水平線、図形を描き、このうちどれか一つが反応してはポジションを持っていた。
取捨選択ができていなかった。
実戦で学ぶべきなのは知っていたから、座学と並行して0.01ロットのポジションは持っていいことにしていた。俺は使っていたすべての指標を一つずつ個別で使い、検証に検証を重ねた。その結果、最もわかりやすく反応し、当時の俺に一番しっくりきた、水平線を使うことに決めた。
しかし、なかなか勝率が上がらない。
ラインをブレイクしたかと思えば帰ってきて、それが一時的な戻しかと思えば反対向きにブレイク。翻弄されまくった。
一番使えそうなのが水平線。しかし水平線だけでは足りない。
もう一つ指標を追加するか悩んだ。しかし、水平線で勝負すると決めていた俺は指標を追加するのをやめ、ふと考えた。
もう一度、最初に買った入門書を読もう。
基礎がなっていればどんな手法でも勝てると、聞いたことがあった。
俺には基礎が足りていなかったのかもしれない。そう思った。
俺は入門書を開き、何か疑問を持つまでひたすらページをめくり続けた。
目に入るものすべてが身についているような気がして諦めかけた時、ある単語が目に入った。
「ダウ理論」と書いてあった。
たったの1ページしか書かれていない、何の重要性もなさそうな書かれ方をしていたこの単語に疑問を抱いた。
なんでこんなどうでもいいことが書いてあるんだろう、と。
俺はすぐにネットで検索した。そしてすぐに思った。
これだ。
俺はトレード画面を開き、ひたすら待った。
ダウ理論を根拠にトレードができるタイミングを、ひたすら待った。
そして、その時が来た。
俺は0.01ロットのわずかな買いポジションを握り、再び、約4時間待った。
過去に引いた水平線を根拠にポジションを閉じると、チャートは陰線を立て続けに示し、下落していった。
履歴を見てみると、55pipsの利益が記されていた。
自信が沸々と湧いてきて、俺は画面の前で小さくガッツポーズをした。
これ以降、俺のトレードスタイルは確立された。
水平線とダウ理論、それだけだ。
多くのトレーダーが勉強したのにも関わらず負ける大きな原因は、ルールに従えないことだ。
シンプルなルールは簡単に従うことができ、ルールに従った者はメンタルが安定する。メンタルが安定すれば、ルールに従うことができる。
シンプルな手法こそがFXの必勝法であると、本当の意味で確信した。
それから俺は、ロットを少しずつ上げながら検証を重ね、どこまで上がり、どこまで下がるかを調べることにした。
その結果、リスクリワード1:2であれば高い勝率で取れることがわかった。
しかし俺は、一気に取り返したいと思った。
今度は根拠のある自信を持って、行けると思ったからだ。
そして俺は、リスクリワード1:5以上の取引を確実に捕らえるための手法を確立し、ただひたすらそれを続けてきた。
さらに、損失許容幅を大幅に上げた。
計算してみると、勝率5割以上であれば、その損失許容幅でも破産する確率はほぼゼロに近いことに気付いたからだ。
ちなみに初めのレバレッジは平均して250倍程度だった。今は証拠金が1000万円を超えてるから、100倍で取引している。資産を0にしたときはハイレバレッジがリスクでしかないと思ってたけど、計算してみると破産する確率はほぼゼロだ。
この辺については今後noteで公開していく予定だ。
誰にでも飲み込めるようなわかりやすい記事を書いていくつもりだ。FXを始めるまでは教員志望だったから、期待していてほしい。
そうして俺はクレジット約75000円を使い、資産を継続的に増やすことに成功した。
0円だった資産は8月末には100万円を超え、9月末には1200万円を超えた。10月17日現在、約2900万円だ。
俺が情報を発信しようと決めた理由は2つある。
1つ目は、自己顕示欲を満たしたいから。
家族に言うほどの金額ではないし、大学の友人には就活に興味があることにしている。高校以前の友人とは連絡していない。
だからFXについて話している俺を見てほしい。
そして、俺にFXを教わった誰かが大きく稼げるようになったとき、ありがとうと言われたい。
そういった安直な理由だ。
2つ目は、俺もお世話になったから。
FXを始める前に買った本やnote、youtubeは今でも復習することがある。
これらの教材のおかげで、色んな発見をして、ここまで這い上がることができた。
中には、まったく参考にならなかったものもある。
それでも俺は、すべての筆者、投稿者に感謝している。
なぜなら、彼らは人のために時間を割き、情報を提供してくれたからだ。
お金のためという意見もあるだろうが、俺はそうは思わない。
なぜなら、彼らがお金のために動くのであれば、本など書かずにFXをひたすらやっていればいいからだ。
彼らに感謝しながら、俺なりに嚙み砕いた彼らの情報や、発見、気づきなどを、これを読んでくれている君たちに伝えていく。
だから君たちも、俺から得た情報、発見、気づきを、次の人たちに伝えていってほしいと思っている。
5万円の教材を1つ買う者と、
5万円で1000円の教材を50個買う者がいたとする。
どちらのほうが勝てるようになる確率が高いだろうか。
前者はたった1人の意見を聞き、
後者は最低でも10人の意見を聞くだろう。
前者は負けた時、自分に教えたその人のせいにし、
後者は負けた時、教える人を選んだ自分のせいにするだろう。
学ぶとは、教えてもらったすべてを行うことではない。
教えてもらったものの中から無駄なものを捨て、
必要なものだけを残すことだ。
俺の発信する情報が君の50分の1となったとき、
最後に選ばれることを
予言しておこう。
おしまい
読んでくれてありがとう。
俺がここに至るまでの経緯は知ってもらえたかな。
今後は、今絶望の中にいる人が俺みたいに這い上がるために、教えるべきことをすべて教えていくつもりだ。
今は辛いだろうが、君がここまで読んでくれたってことは、君はきっと
「学ぶ意志」を持っている。
だから君は最後には勝てる。
絶対に諦めるなよ。