床のベタベタを拭いてから仕事に取り掛かる
子供を学校へ送り出し、保育園への送りが終わったあと、我が家へ帰宅する。
仕事を始める前に、子供が脱ぎ散らかしたパジャマを片付け洗濯機を回し、テーブルの上の食べ散らかしを掃除機で吸い、床についている何やらリンゴジュースのようなベタベタを拭き取る。
今日はリビングにある学習机の引き出しがすっぽ抜けて、色鉛筆も下にばらまかれているではないか。そういえば、年中の二女が「だって優しく引いたのにぜんぶ出ちゃったんだもん。」って言ってた。
(二女は体が大きく力も強い)
小学校3年生の長女は工作が好きだ。
昨日、クラスのジャンケンで勝ち取ったアセロラゼリーの入っていた段ボール箱を切り刻んで、ドールハウスを作成していた。
家には段ボール製品が量産されていく。
2歳になる息子は、イヤイヤ期の見本として提示したいくらい「なんでも」イヤな時期だ。
パジャマを脱ぐのがイヤ、おむつを替えるのもイヤ、シャワーに入るのがイヤ、入ったら入ったで今度はシャワーから出るのがイヤ、おむつを履くのがイヤ、洋服を着替えるのがイヤ、イヤ、イヤ、イヤ……
(フェイドアウト)
いま、子育て期の中で最初の壁にぶち当たっている気がする。
NHKのすくすく子育てに出演している汐見稔幸先生や大日向雅美先生の言葉を聞いて、何度涙を流してきただろう。
だけど、なんだかその場限りで自分の軸がおぼつかない、またグラグラになる。
なんだか子育ての自分なりの指針が知りたくて、保育士試験の勉強を始めてみることにした。