初心者エンジニアがIT企業に就職する過程
初めまして。じゅんじゅん @konojunya と言います。
軽く自己紹介をするとHAL大阪と言う専門学校の4年生です。Webを中心としたフロントエンド周りの技術を勉強しながらベンチャー企業でアルバイトをしたり、業務委託を受けたりしています。
題名としては、みんなそうでしょ。みたいな書き方になっていますがあくまで僕の経験なので皆さんに当てはまるわけではありません。
noteを書く理由
最近よく
じゅんじゅんさんはプログラミング勉強し始める時どうやってましたか?
と質問されることが多くあり、就活も終わったので、全くITを知らない人がIT企業に就職するに至るまでの過程を書きたいなと思ったのでnoteに書いていきたいと思います。
勉強を始めた1年生
1年生の頃は、全くITを知りませんでした。僕自身普通科の高校に通っていたので特に情報系の勉強をしていたわけでもないので、「int?何それカッコイィ」ぐらいの知識しかありませんでした。
学校では授業があるんですが、HTML,CSSからC言語などの基礎的なプログラミングと思考の勉強と言う感じです。それに授業スピードは分からない人に合わせるので凄く遅く、退屈な時間が増えました。そんな時に出会ったのがProgateとdotinstallです。授業中はこっそりProgateをやって通学時間は電車でドットインストールを見ると言う時間配分をしていました。
ここで今も仲良い切磋琢磨し合える友達に出会いました。
プログラミングと言うのは、特に最初は挫折が多くモチベーションの維持が大変だと思います。しかし切磋琢磨し合える友達がいれば一緒に勉強すればどちらかが理解できて噛み砕いてもう1人に教えてあげる。みたいなことが出来たりします。このお陰で今も勉強をし続けれています。
大事なことは
切磋琢磨し合える仲間を見つける
です。1年生は最初にこれがとても肝心だと思います。1人でやってても技術は広く浅はかな知識だけで全てをはかってしまうので、別の人がいる方がいいと思います。
1年生の夏休み
僕は入学して数ヶ月後(7月頃)から、受託という形で仕事をしていました。HTML,CSSが基本のWebページ制作案件です。4月に入学して3ヶ月で仕事ができるようになるレベルなわけないしそんなコネを持っていたわけでもありません。
そんな僕が夏休みにすでに仕事を始めれたのは、人の繋がりを作りに東京へ行っていたからです。
僕は神戸に住んでいるので、夏休みはベンチャーのオフィスに遊びに行くために東京へ行っていました。アポはTwitterでとります。
例えばProgateのオフィスなんかにも伺ったことがありますがその時は代表の加藤さんに
「Progateで勉強してて、中の人に会いたいからオフィス行っていいですか」的なことを言ったと思います。
オフィスに遊びに行けば、大学1年生の頃の学生なんてチヤホヤされて当たり前です。そのチャンスと身分を使って無理やりにでもオフィスに行って自分と話をして欲しいと伝えると、案外会ってくれます。
人脈は自分で作る
アポはTwitterでDMする
そうしてれば、会った人の紹介→紹介→紹介を経てたくさんの人に自分のことを知ってもらえて、運良く仕事をくれる人を見つけたという具合です。
詳しくは、TechLogicsと言う団体の話が出てくるんですが割愛します。
他にも #HiveShibuya と言うコミュニティがあり、場所もあります。そこにいけば、Skyland VenturesやEast Venturesなどの「VC」と言われる仕事をしてる人がいて、こんなベンチャーがあるんだけど会ってみる?みたいに繋いでくれたりもします。ぜひ行ってみてください。
2年生のスタート
2年生になれば1年技術に触れてるので少しは作れるものが増えたり、仲間が出来たりしていると思います。
この2年生というのは勉強しまくってアウトプットを生みまくる年として考えた方がいいと僕は思います。
アウトプットとは具体的に何をするかというと
・GitHubにコードを残す
・Qiitaに技術的なことを書き残す
・LT会などに参加してLTする
この3点で大丈夫だと思います。
GitHubにコードを残すと言うのは、この時点から就活を意識するためです。自分が作ってきたものをアピールポイントとして使えるようにたくさんの物を持ってる方がアピールポイント多くていいと考えたから残していました。あとは「あの時に書いたあのコードどこかにないかな...」と言うのがよくあるからです。
Qiitaに記事を書くのは、特に必須ではないですが書ける人は書いたほうがいい気がします。この理由としては、記事を書くことによりその技術に対してもう一度向き合えて、より深い理解へと繋がるからです。
LT会などでLTするのは、日本語力を高めるためです。笑
エンジニアはよく「コミュ障」などと言われますが、そんなことは気にせず総合職に負けないぐらい喋れれば喋れるだけ自分の意見を外部へ出しやすいし、コミュニケーションが上手いエンジニアのほうが仕事してて気持ちいいだろうなと感じるからです。
2年生の夏休み
この2年生の夏休みは、会社をたくさん見る時間に当てると凄く就活への余裕が出ていいと思います。
それ以外にたくさんの会社を知ると言うことは、たくさんのプロダクトを知れるため知見も増えて一石二鳥です。
あとの時間は基本バイトをして、技術について勉強しまくりましょう。
多分、メガベンチャーらへんは会社説明会みたいなのをやってたりするので、先輩たちに紛れて参加してもいいと思います。(人事と仲良くなれるため)
いよいよ3年生、サマーインターンに向けて
そんなことをしているとすぐに3年生になります。3年生の終わりの方で、就活が世の中的には始まりますが世の中に合わせることはしなくていいので3年がスタートと同時にサマーインターンに向けて準備しましょう。
3年生の夏というのは、就職活動の1回目だと思っていいと思います(ITが業界的に早いため)
サマーインターンに参加するには普通に、募集がかかってるところにESを出して面接して受かればいけます。
しかし、僕自身はほぼESを書いたことないです。これを実現するにはどうするかと言うと、就活支援サービスなるものがあります。
僕は主にサポーターズを使っていました。サポーターズでは、この時期になると1on1イベントと言うのがあったりします。
サマーインターンに向けて、学生が20人ほど選抜されて8社ぐらいの人事が会場にきて1on1イベントと言うのを行います。
1on1というのは、人事と学生が1対1で話をして、休憩してまた人事と学生が話をして...と言うのを繰り返して8社全員と話をする会です。
第1回目は、企業側も「今年はどんな子がいるんだろうなー」と見にきながら選抜の学生なので期待値もあってお互いいい時間を過ごしやすい会になっています。
ここで選抜に選ばれるためにも、2年生の頃にアウトプットをよくしておくことが重要になる気がします。
サポーターズ登録しよう
この会を数回経て、サマーインターンへ来ないか?みたいな誘いが企業側から来たりします。そうなれば、「ESは出さなくていいよ」とか「1次面接は免除にしようか」みたいな話が出てきて、少し他の学生と違った選考フローに乗ることが出来ます。
僕はCyberAgentとVOYAGE GROUPのインターンに参加しました。
(特に関係ないですがVOYAGEのTreasureと言うインターン、まじでいいからオススメします)
3年生サマーインターン後
サマーインターン後は、早いところであればもう本選考が始まったりします。
そう言う場面でもサマーインターンに参加している学生は、企業側もよく知ってるからお互い温度感の一致などで本選考のフローも複数飛ばしたりもできます。
本選考に関しては、個々人の夢なども関係してくるため記事では言及しません。
メガベンチャーに行きたいのであれば、上記のような選考フローで進むので、早めの行動をして人事とお互いによく話し合うといい結果になりやすいかも知れないです。
もっと早期のベンチャーに行きたいのであれば、1年生の頃を思い出してたくさんのベンチャーの人に会いに行ったりして自分が働きたいところを見つけるといいと思います。
ここまでで、1,2,3年生と順番に振り返ってみたんですが、重要なことは文の真ん中に太字で出てくるキーワードです。
実際はこの文よりもたくさんの物語が僕の中にはありますが、それは僕の物語なので読者様とはまた違うと思います。
なので、でかく言うとこんな風に僕は勉強して就活までを終わらせたよ。と言うところだけを汲み取ってもらえればと思います。
あと文を読んでいると就活を意識しすぎじゃないのか?みたいなことを思うかも知れませんが、エンジニアは就活なんかに時間を取られてはもったいないから早期の行動でさっさと終わらせる(ちゃんと悩む時は悩む)ことで技術に集中したほうがいいと思うからです。
長くなりましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます。
就活相談や、技術相談、インターンについてなどは僕のTwitter(@konojunya)へ投げてもらえれば答えるので是非活用してください。
よければ、記事のシェアをしてもらえるとたくさんの学生へ届くと思うのでよろしくお願いします。