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ミャンマーの「いま」

 ミンガラバー!みなさま、こんにちは!KONOIKE MYANMAR です。
タイ、ラオス、インド、バングラディシュ、中国の5ヵ国と接し、かつてアジア最後のフロンティアと言われたミャンマー。日本のニュースなどでもあまり情報が出ないので、どういった国なの??という方も多いかと思います。今回は、弊社駐在員よりミャンマーの「いま」をお伝えさせていただきます。


★どんな国なの?

 ミャンマーは、東南アジアのインドシナ半島の西部に位置する多民族国家で、正式名称はミャンマー連邦共和国。昔はビルマという国名でした。面積は日本の約1.8倍あり、国民の約90%が仏教徒になります。

【シュエダゴン・パゴダ】
(国内最大の寺院)

★食べもの

 ひとことでミャンマー料理と言っても多数の民族、地域ごとにも特徴があります。その中でも国民食とも言われるのが「モヒンガー」という麵料理で、スプーンで食べます。著者個人的には、発酵した茶葉にピーナッツ、ゴマ、ニンニク、豆などを混ぜた甘めのサラダ「ラペットゥ」もおすすめしたいです。ビールにも良く合いますよ👍

【モヒンガー】
ナマズ出汁ベースのスープに
米粉細麺を入れてスプーンで食べます
【ラペットゥ】
食べるお茶とも言われています

★ミャンマーの「いま」

 ここからは本題のミャンマーの「いま」ですが、ミャンマーと聞きますと、「危なくないの?」、「大変そう」など、心配事の多い国と感じる方が多いのではと思います。実際、観光客を見る機会はほどんどないのですが、今年10月21日より1年間を試行期間として、観光目的でネピドー、ヤンゴン及びマンダレー国際空港から入国する一般旅券を所持する日本国民に対してTourist Visa on Arrival(到着時観光ビザ)を開始する旨、発表がありました。
 一方で、2021年2月1日のクーデター以降、各地で国軍と民主派勢力の間での衝突が発生しています。そのため治安状況は非常に不安定で、日本政府からは不要不急の渡航中止(レベル2)、及び渡航中止勧告(レベル3)が出ていますので、決して安全な国というわけではありません。アライバルビザについても、空港職員や航空会社職員がしっかり認識しているのか、トラブルにならないよう注意も必要かと思います。

 生活面では、ヤンゴン市内(多くの外国人が住んでいる)においては、ショッピングモールやスーパーマーケットも通常営業しており、フードデリバリーも注文できますので、普段通りの生活といった印象ですが、内戦状態の国ですので、散発的な衝突、急速な治安悪化が起きないとも言えませんので、常に警戒心を持ちつつも普段通りの生活をしているといった状況です。
 
 では、内情はどうでしょうか。クーデター以降、様々な問題が企業活動、市民生活に影響を及ぼしています。
 
・外貨規制:外貨不足であり米ドル規制が強化されています。
      海外送金の承認を得るために数か月単位の時間を要します
・輸入規制:外貨流出を防ぐ目的で輸入品には商業省からの輸入ライセンス
      の取得
が求められます。規制当初は1~2週間程で取得できて
      いたものが、最近では2,3ヶ月掛かるなど企業活動にも影響が出
      ています。
・燃料、物資:3大輸出品(天然ガス、農作物、縫製品)に対し、
       燃料、食用油、食品など生活に必要な多くのものは輸入に
       頼っています。先述の輸入規制の影響もあり、市中の物価は
       上がっています

ふらっと訪れた某ファーストフード店。
バーガーを注文しようとするも、 頼めるのは1種類のみで他はOut of Stock。
職業柄、これも輸入規制の影響かと感じた一幕。。

・電力事情:日常的に計画停電、突発停電が発生しています。
      年間電力需要量548万kwに対し、実際の発電量は280万kwと
      大幅に不足しているようで、1日に4時間ほどしか電力が供給
      されないエリアもあるようです。 

 様々な事業活動に制約がある中でも、多くの日系企業が懸命に事業を行っています。特にミャンマー3大輸出品の1つでもある縫製品の多くは日本へ輸出されていたり、経済的にも結びつきの強い隣国タイとの貿易では、農業国でもあるミャンマー内需向けに原料の輸入が盛んなど、堅調なビジネスが続いています。
 
このようなお客様のビジネスを物流面からサポートさせていただけるよう、弊社タイ現地法人などと強力にタッグを組み、日々安定した物流サービスのご提供に努めさせていただいております。

★KONOIKE MYANMAR CO.,LTD.のサービス(ご紹介)

<ミャンマーで総合物流サービス>
①   輸出入フォワーディングサービス
 ・ミャンマー輸出入はもちろん三国間輸送もご対応可能です。

②   CBT:国境陸路輸送サービス
 ・ミャンマーから陸路でタイを経由した日本(主要港)への輸送サービス
 ※輸送ルート上の戦況悪化の為、現在はサービス中断中
 (2024年11月時点)
 
③   重量/長大物輸送サービス&エンジニアリング
 ・貨物の開梱、工場への搬入、据付、レベル出し等
 ・設備の据付工事及び解体工事、移設作業等

④   プロジェクト(ODA等)案件サービス
 ・開始前の準備段階からサポート。免税案件等の各種必要事項に対応。

⑤   倉庫(一般・保税)+輸配送サービス

⑥   通関業サービス 
 ・自社独自の通関部隊で対応します。
 
⑦   請負業サービス
 ・製造工程の一部を請負いたします。

 以上となります。ミャンマーに関するお悩み、ご質問等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ!お問い合わせお待ちしております!!


★NEWS
誰でも簡単に海外輸出・輸入をご手配頂けるオンラインサービス「KBX」フ
ォワーディングサポート
を提供しております!現在無料でご利用頂けます!

KBXロゴ
羽は上昇するためのツールであり、機能性に優れていること、
また、その羽をモチーフに右肩上がりに拡がっていく様を表現しております!

当社の国際物流サービスに関するお見積りをいただく際は、KBXをご利用いただくことを推奨しております。見積データをKBX上で直接お届けさせていただきますのでより一層スムーズなお見積提示が可能です!

お見積りご依頼のみでのご利用も可能ですので、この機会に是非ご登録をお願いいたします!ご希望の方は、下記問い合わせフォームよりお問い合わせ下さいませ。

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★本コンテンツの作成者  国際統括本部 「KONOIKE 海外便り」編集部
・お客様の海外事業や貿易・国際物流を日本国内外にて日々ご支援し、お客様の様々な課題・お悩みに向き合い解決を図っている国内・海外のメンバーにて執筆しています。
・海外事業や貿易・国際物流にてお困りごとあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください!

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