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オリジナルソングブック

10
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#オリジナル歌詞

新生【歌詞】10

新生【歌詞】10

この道は砂利道で
とても歩きづらいから
となりの道へ逃げてゆく
だけれどもその道にも
きっと新しい困難は
待ち受けているのだから
ついには歩くことさえも
やめちまう

どうにでもなれコンチキショー
ヤケを起こして自暴自棄
でも、へこたれるな、ぼく
へこたれるな、ぼく!

ぼくは雑巾のように
手足を投げ出して
その場に仰向けになって
その場に仰向けになって
寝転がった
今日はなんてなんて今日は
良い

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降水確率0パーセントの日に 【歌詞】09

降水確率0パーセントの日に 【歌詞】09

key:G【6/8】

降水確率0パーセントの日に
黒い雨傘を持って部屋を出た
何のためにかって?
日傘にするのだろって?
まさか!
黒い傘は彼の杖さ
He is an empty man.
実際、杖に支えてもらわなくちゃ
歩くこともできない

歩くほどに汗をかいた
まったく彼ときたら大した汗っかきだ
滝のような汗の
辞書的意味を知りたかったら
彼の様子を見てるといいよ
He is an empt

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カレーライス【歌詞】08

カレーライス【歌詞】08

【key:G】

カレーの匂いが
この鼻をくすぐるのだ
家路をたどる夕暮れ時  
ぼくん家(ち)ならいいのに
それがぼくん家ならいいのにな  
でも
今夜のメニューは食パン
今夜のメニューは食パン    

カレーの匂いが
この鼻をくすぐるのだ
昨日と同んなじ夕暮れ時
ぼくん家ならいいのに
きっとぼくん家ならいいのにな
でも
今夜のメニューは鮭茶漬け
今夜のメニューは鮭茶漬け

カレーの匂いが

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公園のうた【歌詞】07

公園のうた【歌詞】07

key:D【6/8】

ジャングルジムのてっぺんから
紙ヒコーキ飛ばしてみた
小さな手で君と僕とが
砂場に埋めたのはふたりの宝物  

日が暮れて君の顔も
見えなくなるまで遊んだ
遠くから母さんの呼ぶ声
「ごはんのじかんだよー」

明日も天気になれば良いのにね
てるてる坊主をふたつ
並べてつるした

雨の日は藤棚の下
野良猫も藤棚の下
石ころ集めて積み上げた
君の背丈よりも高く積み上げた  

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