「EDF6」に感情を上書きされる前に、「EDF5」の感想を残しておく試み。
5でも色褪せなかった武器を使う楽しさ
職人技の撃ち味とリアクション
このゲームはどの兵科にも使ってみたい武器があるのが、楽しい。
もちろん使い勝手の悪いネタ武器もあるのだが、ロマンだけはあったりするので、あえて使ってみてやっぱりダメだー!(即「退却」ボタン)っていう行動は定番だった。
マルチでも、あえてネタ武器を使ってみたり。
「弾幕薄いよ何やってんの!」状態の中、自分のエアトータスがノロノロと敵を追尾して味方を巻き込んで大爆発!とかも。楽しい。
また、どの兵科もリロード等の武器管理や残弾管理、ウイングダイバーならエネルギー管理など、管理要素が発生しているのも”使い慣れてくる感じ”を味わえる定番の良い要素だと思う。
そして次作EDF6では、5で(特にソロで)あまり使わなかった投擲系や補助武器を、バックパックツール(レンジャー&エアレイダー)や、独立作動装備(ウイングダイバー)で使えるらしい。
武器を使う機会を増やす楽しさに直結する良い要素だと期待。
武器の撃ち味・撃った時のSE・各爆発SE・各ヒットSE・爆発物が当たった時の敵の弾け飛ぶような吹っ飛び方・連射された弾丸が多段ヒットし敵がブルブル震える様子・敵の表皮が粉々に剥がれるようなエフェクトなど…これらの手触りは、本当に武器ごとの特徴を活かした爽快さを追求できていて好きだ。
本シリーズの財産&洗練された職人芸だと思う。
爆跳ねしたフェンサーという兵科
オレがレイヴンだ!!
EDF4では地上を連続ダッシュするフェンサーだったが、EDF5ではブースト(キャンセル)ジャンプによる空中を高速で駆け抜ける高機動フェンサーが爆誕。
アーマードコアを彷彿とさせる挙動で一気に「難しそうより、使いたいが勝つ」兵科に。盾の存在感は減ったが、実際に使って楽しいなーフェンサーって感じに昇格した。
EDF6では目立った変更が無さそうなのは少し残念だけど、EDF5には無い新武器があるならそこに期待したいなーと思っている。
「大きな俺」氏というエースパイロット
そして何より、フェンサーを語るなら「大きな俺」氏の華麗なプレイには触れておきたい。
EDF4のヘリ動画も凄いと思ったけど、銀クモの糸を縫うような変態機動フェンサーとか、度肝抜かれる&フェンサー使ってみたくなる(といっても真似は無理)。EDF6でも氏のプレイはほんと楽しみ。
部位破壊の楽しさ
よくある要素ではあるけど、地球防衛軍は敵サイズが大きい分だけ部位破壊を狙いやすく、部位破壊の恩恵が発生しやすかった。
コロニスト(カエル)の頭をヘッドショット一発で吹き飛ばしたり、エイリアンが足を吹き飛ばされ這いずった時の攻守が反転する精神的な気分の高揚は、とてもクセになる爽快感。
熱くてバカな兵士のセリフと
病み担当オペ子のセリフとの相性の悪さ
まぁ好みの問題ではあるのだけど。
兵士達のセリフは熱い。どいつもこいつもバカで暑苦しい。
だがオペレーターの女の子が病みすぎててしんどかった。
この温度差。冷や水ぶっかけられるとはまさにこの事。
「お前、オレが今戦場で戦ってるのにそんな事言う?」と思いながら戦い続けるしんどさ。どうもエヴァ的世界観が、軍隊系ディストピアであるEDFの空気感と、あまりに噛み合って無いように感じた。
(すぐクビになりそうなもんだけど、司令部がクビにしないのも違和感)
またセリフは熱いものの、EDF5ではプロット的には「それでいいのか」という部分もあり、少々投げやり感を覚えていた。(通信で話すわりに結局出現はしない「パンドラ」「セイレーン」とか何だったのか)
EDF6は完全にこのプロットの続編なので、どうなるのか期待と不安は入り混じってしまう。世界観的にここまで明確に踏襲したのはシリーズ初だったと思うし。それだけに、どういうシナリオ消化が為されているのか。
地球防衛軍6をプレイする直前の楽しみと懸念
楽しみ
・新しい敵との戦闘
・シナリオ的にはなんだかんだ展開が気になっている
・バックパックツールと独立作動装備の使用感
・エアレイダーのドローン使用感
・新ヴィークルはあるのか?
・新武器はあるのか?
懸念
・自社エンジンだが、グラフィックはそろそろ限界か
・アイテム取るのもゲーム性のうち…とは言うものの、
そろそろ放置型の回収ドローンとか、全兵科あっても良いのでは?
・クレーターもある荒廃した街でのバイク…大丈夫なのか?
めっちゃ跳ねて操作できなくないか??(公式生放送見る限り…)
・頼むから味方は射線の前に出るな!
・シナリオが回収できてるのか?
・病みオペ子は勘弁