【財務分析】安全性分析

【安全性分析】
倒産可能性、流動性分析
最も重要

②安全性分析
1.安全性分析とは?
・企業の支払い能力等をはかるための分析
・短期安全性、長期安全性、資本安全性の3つの観点から分析する
・貸借対照表B/Sを使用して各指標を算出する

・いかに黒字が出ていても、借金を返せなくなるとアウト
→支払手形等の不渡りを「半年間で二回以上」出してしまうと2年間の銀行取引が停止(手形法)。1回でも「不渡り」の噂がたってしまうと借りれなくなる。

2.安全性分析 短期安全性
短期安全性の代表的な指標「流動比率」

「流動比率」 流動資産÷流動負債×100(%)

企業の短期的な支払い能力を簡易に測る指標
・100%以上が望ましい。理想は200%以上。

・「負債」は返す前提のカネ、「資本」は自前のカネ
・一年内に返す負債、一年以内に現金化する資本
・右は調達資源、左は使い道
・一番上に、流動資産と流動比率が出ているので
 流動比率は簡単計算できる
・流動資産(目の前の現金) ⇔ 流動負債(目の前の借金)
アクション=どこかのB/S確認
 ・流動資産が流動負債より大きければOK
 ・資産が負債に比べて大きければさらにOK

3.安全性分析 長期安全性
長期安全性の指標「固定比率」

[固定比率]固定資産÷自己資本×100%

・企業の固定資産と自己資本の対応関係を測る指標
・100%以下が望ましい

(B/Sの固定資産、自己資本をチェック)
・固定資産(建物・設備)金額も重たい資産
・固定資産を自己資本・自前のお金で支えられてますか??
※自己資本=返す必要のない資産(自己資本は握力)

4.安全分析 資本安全性
 資本安全性の代表的な指標「自己資本比率」

[自己資本比率]自己資本÷総資本×100%

・総資本に占める自己資本の割合
・安全性の観点から、自己資本率が高いほど望ましい。
・総資本=他人資本と自己資本の合計
 自前のお金がなるべく多い方が、安全性で考えると高い

ワーク
どこかのB/Sをつかって安全性分析をしてみよう

【本日の先生】
ほらっちチャンネル/ほらっち先生
「【安全性分析】誰でもわかる!楽しめる!財務分析の基本②」
https://www.youtube.com/watch?v=rygsPZTHljM&list=PLcP46opCIDc426k4TFZNv06wOgqwLOmZZ&index=8


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