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Zoomの背景を雪山にしてカメラから消えると今生の別になる

最近雪山遭難の解説動画ばかり見てるからなのでしょうか。
仕事の打ち合わせ中なのに、こういうことに思いをはせてしまうのは。
ちなみにトップ画は夏の富士山です。

ある日、オンラインミーティング時に背景がきれいな雪山の方が一人いらっしゃいました。
もう冬ですね。厳寒期での登山には十分気を付けてください。そこはK2ですか?と最近知った知識に思いを巡らせていたところ、
彼は忘れ物を取りに行ったのでしょうか?
カメラをつけっぱなしで背景から消えてしまったのです。

彼は雪山に消えていったのです。

消え方も絶妙でした。横に立ち上がるのではなく後ろに下がって行ったのです。 ちょうど2つの雪山の谷間に向かって。完全に登山ルートに進んで行きました。
今日まで遭難事故のゆっくり解説動画を見てきたのですが、 登山家の山への情熱というものは果てしなく、いや、趣味の方も情熱はすごいものです。
しかし安全に帰ってきてこその冒険。
でも行くなとは言えない。そこに山があるから。
そこに冒険があるとしたら僕らは止められない。
そう思い彼を見送りました。
どうかご無事で。

「死ぬ本人にとっては、死は悲劇ではありません。本人が生きていて悲劇を味わうわけではないからです。悲劇は後に残された者だけのものです。」 ラインホルト・メスナー

 引用: http://zip2000.server-shared.com/messner.htm

10秒後、彼はカメラの前にすぐに帰ってきたので僕がそこまで思いをはせたのかと言えば嘘になります。 すみません。上記のポエムはさっき作りました。
その後の打ち合わせは辛かったですが、彼が雪山から無事に帰ってきたことはうれしかったです。

「私はクライミングを通じて瞑想の目指すところに達することができると思います。そういう意味でクライミングは私にとって祈りです。登っているときは非常に集中しているので、私は空になり、新しい体験に向かって開放されています」 ラインホルト・メスナー

引用:  http://zip2000.server-shared.com/messner.htm

これは仕事も同じですよね。
そういう意味で仕事は私にとって祈りです。

そう考えたら彼が弊社のラインホルト・メスナーと呼ばれるのも時間の問題ですね。
業界のアルパインスタイルを確立させるのも近い。

オチがまったくないのでここで終わりにします。
あとラインホルト・メスナーのWikipediaの2つの写真を見て頂いてもよろしいでしょうか。
写真を撮った日付は違えど髪の色と背景以外すべて同じアングルのメスナーが草です。
どうやって撮った。
上坂すみれのキメ顔の角度みたいなこだわりでもあんのか。
以上になります。
ご査収の程、よろしくお願いいたします。


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