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見ているものが変わった気がする話(上半期まとめ)

最近、旦那氏とドライブしているときに「半年前と自分何か変わったな~って思うことある?僕はない。」って言われていろいろ考えたという今回のお話。

半年前がもういつのことだかも思い出せないので、数字で思い出してみる。

1月と言えば、昨年末に1Shopifyと2WordPressを抱えてそれが一気に公開になってしばらく仕事したくないや~と思っていた頃。その頃の働き方と言えば、ほぼ一人でまわせるエンドクライアントのご依頼か、お世話になっているディレクターさんにコーディングだけスポットでいただいているという感じ。

開業してからずっとそんな調子で1年過ごしたので定着しつつあったが、いま現在、働き方としては次のフェーズに進んでいる。気がしている。その話を順を追って書いていく。

変化その①:一歩引いて観察するようになった

これは仕事のスタイルの変化なんだけども、今までエンドクライアントのお仕事を一人で回していたのを外注するようになったということ。デザインもコーディングもShopify構築も、デイトラのおかげで自信を持って「できます」と言えるようになった。そしてそれらをやるのが楽しくて仕方ない。仕事最高~!というような生活をしていた。2月頃までは。

ただ、そういうわけにもいかなくなるようになった。
ある日、2週間でヒアリングから公開までを13ページで、WordPressオリジナルデザインでやってほしいという依頼。あまりにも期間が短すぎるのとWordPressオリジナルデザイン指定なので自分でデザインしてコード書くのが一番速いかなと思った。その時は。

実はこの直前にも似たような依頼をいただいてヘトヘトになっていたので、「ワイ、マジであと2週間だけ頑張ってくれ…!」と思いながら依頼を受けた。直前の依頼が終わったら思いっきり遊びに行こうと思っていたので旅行も入れていた。笑

あまりにも自分がアホすぎるので、この時は「こないだの2週間の仕事も最後数日余裕あったし問題なし!最悪寝なかったら大丈夫!」くらいに思ってたので旅行は何も仕事せず楽しもうと思った。

が、やっぱり精神的に追われるのは間違いない。旅行中に一緒に遊んでくれたお友達二人に「いまこういうのやっててね…」と相談したら「そんなん手伝うよ!言うてよ!」という感じで名乗り出てくれて。心では号泣してた。それからせっせと準備してやってほしいことをお願いした。めちゃめちゃ信頼しているお二人だったので安心して頼めた。よかった。

ちなみに、ワイは交流したことある人にしか仕事を依頼できない。怖いから。めちゃめちゃビビりなので信頼関係0の状態の人を募集なんてできなくて。オンラインの交流会やオフ会でしゃべったことある人しか信用できない。でも初めてその自分にグッジョブという気持ちになった。という話はさておき。

そうしたら精神的負担がものすごく減って、やっぱり一人で追われながら抱え込むのはよくないなと感じた。もちろん、一人でやるのも楽しいしやりがいはあるんだけど、どうしてもその期間それしか対応できなくなるので全く余裕がなくなる。部屋が散らかる。ご飯を食べ忘れる。そんな生活を続けるわけにもいかないので、なんとかしなきゃな~と思っていて本当にちょうどいいタイミングだったと思う。

ワイはこれを「強制フェーズ移行」と名付けた。笑
もうどうしようもなくなったので、強制的にスタイルを変えただけなんだけど、この経験が自分史上最高にできてよかった経験だった。

そしてコーダーさんにも半分ほどコーディングをお願いして、自分は最終チェックと品質担保に振ることができた。公開まで数日余裕もできたのでマジで本当に助けてくれた皆さんありがとう。感謝の気持ちと共にこないだ振り込みを完了しました。

まぁそんなこんなでひとつ山を登ったわけなんだが、山を下りない方がいいと思ったのだ。これまではどちらかと言うと「自分のやること」にしか目がいってなくて、すっごい狭い視野で無我夢中でやり遂げていくみたいな感じだった。
今回はそうじゃなくて、対クライアントへも対クリエイターへも、どんな情報があったらいいかなとかこの指示はあったら嬉しいなとか、今までのことを思い出しながら頭フル回転で周りを広く見ながら動かせたんじゃないかなという気持ちがあって。上手く言えなかったんだけど最近になってようやくこの感覚を「一歩引けた」という言葉にできた。物理的に一歩下がったら見える範囲広がるやん?それができたなっていま振り返って思うのね。

一回だけ断ればよかったっていう気持ちが芽生えそうになったけど、いろんな方々のおかげで自分の変化を感じられるお仕事になったなぁって思ったのでした。

我が家の哲学王も一言にすると「みんなとやって良かったやん」というように評価してくれて、傍からみてもそうだったんなら良かった!となんか思ったのである。

余談:この件でめちゃめちゃ嬉しかったのは、デザイナーさんやコーダーさんから「お仕事しやすかった!」「今まででいちばん良かった!」といった感想をいただけたこと。頼んだ方々がこういうところでお世辞抜きに真っ直ぐ物事を伝える方々なの知っていたので、余計に今後の自分への自信に繋がりました。本当にありがとうございました!また依頼する。


変化その②:経営者の視点を持ちたくなった

こちらは1月頃から継続して業務委託をさせていただいている会社さんとの関りの中で思った事。最初はいただいたお仕事を次々にこなしていくという感じだったんだけども、ある日「もしやりたいこととかあったら提案してくださっていいですからね!」と言っていただいて。それだけ信頼を置いてもらえているのは嬉しかったんだけど、同時にその時何も思い浮かばなかった自分が悔しかった。

自分がやってみたいことは山ほどあるんだけど、その会社に本当に必要なことかという視点で考えるとそうでもないのでわざわざそこでやらなくていいでしょという感じもして。

それを言われてからずっとずっと自分は何をしたらいいんだろう自分には何が出来るんだろうって考えていたんだけど…

そもそもこの考え方が大間違いだった!!!

自分が何ができるかじゃなくて、その会社に何が必要かを考えないといけないよね。会社を俯瞰的に見て何が足りないとかこれがあったらいいとか、そういうのももちろんあるんだけど、それをもっとよりズームアップするには「経営者が何を考えて何を思って次の一手を考えているのか」を知るというか分かるというか、それがいちばん必要なんじゃないかなと思って。

今まで、自分の事業については「ワイはワイ」みたいな感じで思いのままにやってたんだけど、自分がやるお仕事と委託先の会社がやっている事業とではあまりにも目的や規模が違いすぎるし、そりゃ自分が何ができるかを軸に考えてても叶いませんよっていう感じ。

ざっくり広く経営者の視点というよりはもうシンプルにその会社の運営の方々の視点が欲しいんだけど(笑)、それもまた汎用性のない限定的な話になってしまうので、経営者の視点って書きました。

これからの課題は経営者の方々が日頃どんなツイートをしてどういう動きをしてどんなサービスを作ってっていう見えて分かる部分から分析してゆっくり話せる機会を作って聞いてみるみたいなことをして解像度を上げることかなと思う。。
見えるところだけでは、根っこの奥底の感情みたいなものは出きってないと思うので「なんでこれが生まれたんだろう」「なんでこうしたんだろう」「なんでなんで?」と幼稚園児並みに「なんで」を考えている。で、さすがに考えているだけじゃ答えにありつけないので、インタビューしたい。笑

と、話が逸れてきたような気もするんだけど、現段階ではやっとこさ1つ提案が出来てそれを形にしようとしているところなのね。めちゃめちゃ難しいけどワイはこれを乗り越えるべきなので頑張る。

塾講バイト時代に社員さんに「あなたみたいなブレインがいてくれるのありがたいわ」って言われたことがあって、すっごい嬉しかったのね。まぁ…言い過ぎじゃない?とは思うんだけど、それくらいのレベルの仕事ができたら笑顔になる人が絶対にもっとたくさん増えると思うので、それを目指して頑張りたい!

あ、ちなみにワイは仕事で稼ぐのはまぁまぁどうでも良くて「関わってくれる人たちを笑顔にするために生きたい」っていうポリシーのもと働いているヨ!


まとめ:見ているものが変わった気がする

というわけで最初に戻るんだが、ワイは「ん~なんか見えてるものが変わった気がする」と返事した。すると「確かにぃ~」と返ってきた。やっぱりそうだよね??と思った。

なんか立ってる場所が変わったというよりは見えている範囲とみてるものが変わったんじゃないかなとか、そんな感じに思っている。下見て自分の足元だけ見て歩いてるんじゃなくて、周りを行く人や景色を見ながら歩いているというか。

まだその段階にいるの??という感じもするが、今まで生きてきた中で大きな変化だと思うのでめちゃめちゃ自分の中ではビッグニュースなのである。

そしてこの話題であともう半分くらい書けそうなんだけど、ワイの「不必要にダラダラ長い文章を作り上げる」を改善すべく今日はここで止めることにする。

めちゃめちゃちなみに旦那氏が「僕はない。」って言ったのは決してネガティブな意味じゃなくて「激動の人生がようやく安定してきた」というポジティブな意味なのワイは知っている。嬉しい。

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