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オンライン会議や飲み会を早く終わらせたい人のための背景を配色提案

 外出自粛が緩和されつつある中、新たな生活様式として在宅ワークが推奨されています。最初は物珍しさで話題になったオンライン会議や飲み会も、終了時間を明確にしなければいつまでも続いてしまうというストレスもあるようです。
実はインテリアコーディネーターの資格を持つ私コノハが、僭越ながらオンライン会議やオンライン飲み会の背景にする色によって、早く終わらせられるかもしれない?配色提案を致します。

色と時間の関係

色にはさまざまな心理的効果があります。
重く感じたり、軽く感じたり、美味しく感じたり、食欲をなくさせたり。
過去記事で食べ物と色の関係について記事を書いてますので、ご参考まで。

そして更に色には、時間の感覚をコントロールすることもあるのです。

ファストフードとヘアーサロン

例えば飲食店の多く、特にファストフード店では、インテリアや照明設計を暖色系(赤~オレンジ~黄色)にしています。それは、料理を美味しく見せることが一番の理由ではありますが、時間の流れを早く感じさせることで滞在時間を短くする効果もあるからです。
暖色系は活動的になる色でもあります。友達とおしゃべりしていても、時計を見ると意外と時間が経っていなかったりしませんか?

飲食店でも、アイスやジュースなど冷たい飲食を扱うところは、色のイメージで寒色系を取り入れているようです。そういうお店はテイクアウトが多いので、滞在時間は長くありませんね。溶けたりぬるくなっちゃうし。

逆に、待ち時間が長くてもイライラさせたくないヘアーサロンやクリニックは寒色系(緑~青~藍)のインテリアにしているところが多く見られます。清潔感やスタイリッシュさと相性が良い、ということもありますが、リラックスしたり集中しやすい効果が、寒色系にはあります。
なので時間の流れをゆっくり感じさせることで、待ち時間がそこまで気にならないという効果があるのです。

ということで、配色提案です。

背景色の配色提案

オンライン会議やオンライン飲み会は、設定にもよりますが自分の姿はあまり見えません。なので背景色は、相手がどう感じるかの一択でよいでしょう。

早く終わらせたいときは、時間感覚を早く感じさせる暖色系の赤・オレンジ・黄色を提案します。
逆にいつまでも続けたいときは、時間間隔をゆっくり感じさせる寒色系の緑・青・藍色を提案します。

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しかも、視覚情報が多いほど、相手は疲れを感じます。なので早く終わらせたければ出来るだけ派手でごちゃごちゃしたものを(笑)

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アートアクアリウムの金魚ちゃん、これをずっと見ていたら疲れますね;
過去記事のアートアクアリウム城もご参考まで。

まとめとおまけ

オフラインに対してオンラインの画面越しでは、コミュニケーションが億劫になりがちです。そうは言っても、健全な人間関係がなにより大切だと思いますので、嫌がらせ背景(笑)はほどほどに(^^;

写真界隈では最近、ZOOMを使ったオンライン撮影が話題です。蜷川実花さんのYouTubeでも撮影風景を公開しており、新たな可能性を紹介してくれています。
しかし、モデルさんの部屋の中が写ってしまうことが問題になります。セキュリティーのためにも、仮想背景の需要は増えていきそうですね。

「玉ボケキラキラ多重露光」なんて、ファンタジーな雰囲気になって良いのでは?参考までに過去記事を(^^)


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