女性の美しい立ち姿、芍薬(シャクヤク)の観察記
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
女性の美しい姿を言い表した都々逸(どどいつ)。七・七・七・五の小気味よいフレーズで、意味は分からないけれど聞いたことがある人は多いのでは?
「芍薬の切り花は難しくて、もしかしたら蕾のまま咲かないかもしれないから、咲いてからお売りしようと思ってて…」
いつも行く花屋さんに、そう言われました。
それでも、
美しく背の高い姿、艶やかな葉、もしかして咲かなくても蕾も可愛いなと思い、せっかく来たのでと購入しました。
1日目
家に戻り、ビンに活けたのがこちら。
まだ、蕾。
深い赤と大きな葉が、アンバランスでかわいいです。
3日目AM
蕾が開きはじめ、色も薄くなってきました。
3日目PM
部屋の中で、いい感じに光が入る時間を狙って撮影。
日当たりが良いからか、午前中より蕾が開いています。
4日目
これはもう、咲きましたね。
花屋さんにきれいに咲いたことを報告しました。
べっぴんさんだなぁ。いい香りもする。
霧吹きで水をかけたら、それもまた艶っぽい!
6日目
吸い上げが悪くなってきたので茎をカットしました。
まだ元気に咲いてくれてます。なので飽きずに、またもや撮影タイム。
立てば芍薬
女性の美しい立ち姿をあらわした言葉。
光の入る時間帯や場所を選び、上から下から、遠くから近くから、水をかけたり葉を整えたりと、...まさにグラビア撮影でした(笑)
そんな芍薬の花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「生まれながらの素質」
すっかり魅了されました( *´艸`)