平沢進 INTERACTIVE LIVE ZCON 感想のようなもの
「あと何回見れるのだろうか」
「あと何回 アルバムは出るのだろうか」
きっと馬の骨たちはそんなことを考えている。
私はそうだ。
この『ZCON』で私はヒラサワらしさを多く見た気がする。
歌詞を間違え 歌の入りを間違え 水をこぼし 段差に躓く
ヒラサワらしいなと思う。
私はまだ馬の骨になって1年半程度ではあるが、
平沢進とは
カリスマで独特で人を惹きつけるものがあり
そのうえで上記のような人に愛される部分があると思う。
そんなことを思いながらライブに魅入っていた。
最終公演では 運良くアリーナの中央前よりの席で
肉眼で平沢を楽しめた。
全ての音が身体に響き、ギターがまるで兵器のように感じた。凄まじい音量で、心が揺さぶられて。
やはり最終公演が1番調子が良かったと思う。
転倒する男 とかすごく良かった。
LEAK が流れた時 本当に驚いた。そして、∑-12のセリフでハッとした。伏線は目の前にあったのだ。
「論理的同人の認知的別世界」
この時本当にこの席であったことが嬉しかった。
視界の両脇に会人たち 中央にヒラサワ
TAZZのベースが心臓に響くなか、ヒラサワの歌を聴く。本当に幸せだった。
ルビィとシトリンが同一人物であることはある程度、予想は着いていたが、ヒラサワになるとは。
というかAstro-Ho!はどっちみち爆弾を持ってくるのに変わりなかったのね
記憶のBEACON は全てを出し尽くしていた感じがしてすごく良かった。なんというか、この物語のエンディングはBEACONでも、TIMELINEの終わりでもなくこの曲がふさわしく思った。
BEACON、TIMELINEの終わり よりも大団円感があるというか そんな感じがする。
ライブ後のMCで語ることといえば、会人の真似するヒラサワのことと、危うく転倒する男となるところだったヒラサワぐらい。
ヒラサワが出てきてもグッドエンドでも拍手だけで声を出さずに頑張っていた観客が、あぁと心配の声をちらほらあげてしまっていた。
私はきっとこれからもヒラサワを聴き続けていく
きっとこれからもライブがあれば見に行く
きっとこれからもずっと。
たとえ彼のTIMELINEに終わりが来ても。