ポエムのようなもの#1『星の光』
夜は星が輝くためにある
地球から遠く 星は輝く
星は輝く まわりよりも明るくと
星は輝く 自分のことを示すため
それでも地球には届かない
人は気付かぬ 輝いた星に
人は気付かぬ 自分が思うよりも
やがて 人は星の輝きに気づく
星の輝きに涙する
星の輝きを賞賛する
たとえ それが星に届かなくとも
たとえ それが星が燃え尽きたあとでも
人は称える 星の輝きを
人は称える 人の世の永遠に
星の光は功績だ
星にとっての功績だ
星のような人がいる
太陽のように周りを照らす人も
月のように静かな人も
あの夜に見つけた星のような人も
人は輝く まわりよりも明るくと
人は輝く 自分のことを示すため
それでも他人には届かない
他人は気付かぬ 輝いた人に
他人は気付かぬ 自分が思うよりも
やがて他人はあなたの功績に気づく
たとえ あなたに気づかれなくとも
たとえ あなたが死んでからでも
他人は称える あなたの輝きを
他人は称える 人の世の永遠に
夜はあなたが輝くためにある