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「間」を心得る
「話は全身で聞くものです」
そう教えられたものですが、
それは「間を大切にしなさい」ということをも
意味していたのです。
相手の話を聞く時には、
寄り添う気持ちがありたいものです。
もしも意見が食い違ったなら、
歩み寄る努力が欲しいところです。
どれくらい近づいていいか、
どこまで歩み寄ればいいか、
あくまで感覚的なものであり、
しかも相手あってのことですから、
「間」を心得るのは簡単ではありません。
けれど、仮に行き違うようなことがあったとしても、
相手に対する敬意があれば、
次第に距離感を掴めるようになり、
絶妙な間を心得るようになっていきます。
相手により会話の内容やしゃべり方が変わるように、
間の取り方もかわりますから、
マニュアルやノウハウなどは通用しません。
でも、そもそもそれが人間同士の
関わりというものではないでしょうか。
『女子の品格』(致知出版社)より
写真:魚住心
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