立春大吉
またひとつ節目を超えて
新しい日を迎えることができました。
おめでとう、あなたに。
おめでとう、わたしに。
竹は節があるから
強風にしなることはあっても
折れたりはしないのだそうです。
私たちもまた
こうして節をひとつ
またひとつと重ねていくほどに
簡単には折れないような
しなやかな強さを身につけて
ここまで生きてきた、きっと。
あなたは、あなたが思うほど
弱くはないのだし
わたしも、わたしが思うほど
弱くはないのでしょう。
たとえば一昔前の自分を想い出せば
そんなことがわかるはず。
何はともあれ
おめでとう、新しい時。
あなたに悦びが降り注ぎますように
わたしの笑い声が
響き渡りますように。
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