物心ともに満たされず不満に思うことがあっても
そうした心のうちを人に見せてはならない。そういうことは後々まで
よからぬ影響を及ぼすものだ。
むしろ人に与えることができるようであれば、
それにふさわしいものを天は与えてくださる。
だからといって、やり過ぎにあたいするような振る舞いをするでないぞ。
良い加減を見極めよ。
『仕事で活かす武士道 北条重時の家訓48』(内外出版社)
何かある度に不満顔をしたところで、
事態は好転しません。
むしろさらに悪い方へと向かうでしょう。
重時が「後々までよからぬ影響を及ぼすものだ」と述べていることを
深く心に留め置きたいものです。
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