心の中で恨みに思うな。目に角を立てて怒るな。
今日は、私も大好きな教えを共有します。
このように努めよう
このようにありたい
そう、心から思うことのできる尊い教えです。
聖徳太子の十七条憲法の第十条、瀧藤尊教氏の訳です。
「和して同じぜず」というあり方を
きわめて具体的かつ実践的に説いているのだと私は受け止めています。
ただ、調和と迎合を取り違えている現代日本人には
「多くの人々の意見を尊重して同じように行動せよ」
この一文を誤解して受け止められかねません。
「和して同ぜず」どころか「赤信号をみんなで渡る」に
なりかねないからです。
みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。