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十六夜杯川柳に応募します!木花薫!!

どれも歌詞みたいで笑える句は一つも作れませんでしたが、川柳です!

どこ行くの?月なし夜の流れ星

 秋らしくおセンチに詠んでみました。


言葉なく振り向かせるの金木犀
ことばなく ふりむかせるの きんもくせい

 金木犀には姿よりも先に香りで気づかされます。ギャーギャー騒がずに人を立ち止まらせる金木犀の上品さを見習いたいです。


ぼっちの手カボチャの顔が笑ってる
ぼっちのて かぼちゃのかおが わらってる

ハロウィンのお話から作りました。

 悪魔を騙して地獄に堕ちないように約束させたジャックは、地獄に堕ちることはないのだからと悪いことをしたい放題で年をとりました。死んで天国へ行こうとしたら、悪さばかりしていたから天国へは入れてもらえません。それで地獄へ行こうとしましたが、悪魔との約束がありますから地獄へも行けません。どこにも行けないジャックはひとり暗闇の中。そんな惨めなジャックに悪魔が火をくれます。その火をジャックはカボチャのランタンに入れて永遠に闇を彷徨うのでした。

ハロウィンの伝説


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木花薫(く-16 文フリ東京)
小説「梅すだれ」を連載中です!皆様の支えで毎日の投稿を続けられています。感謝の気持ちをパワーにして書いております!