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【感想】「百合展2025」に、百合というジャンルの幅広さを感じる。 #百合展 #百合展2025

百合展2025

 【東京】N9 STUDIO 2025年1月25日(土)~2025年2月2日(日)
 【大阪】OSAKA SPACE 2025年2月8日(土)~2025年2月16日(日)
  https://yuriten.store/pages/event-announcement-2025
  https://www.village-v.co.jp/news/event/19846

百合をテーマにした作品紹介とグッズ販売のイベント。上記にサイトによると百合とは「女の子同士の感情をともなう関係性」。恋愛だけじゃないんですよね。

だから、一口に百合といっても、ピュアなものからシリアスなものからコメディまで色々。
作品を享受する者としては、どうしても「自分の好きな作品の傾向」というものがあります。同じ方向の作品に触れることが多くなる。

こういう展示会は、新しい作品との出会いに目覚める機会としていいですよね。

特に、初めて知った作品の中で、現代の高校生が大正時代にタイムスリップする『紡ぐ乙女と大正の月』と、お昼休みに会社員と小学生がお店でお話をする『おねロリキャバクラ』が気になりました。
どちらもきららコミックスだ。きららは偉大。

展示されていた作品では、『安達としまむら』『転生王女と天才令嬢の魔法革命』はアニメを見ておもしろかった。
『山田と加瀬さん。』シリーズは、アニメが劇場公開されたのをきっかけに原作も読んでいます。
『明るい記憶喪失』も読んでいた。恋人が記憶喪失になって、もう一度関係を築いていくのだけれど、ポジティブなのが面白かった。

 ※Microsoft Designerで作成したAI画像。結構理解力が高いイラストだと思う。


ここからは、展示の感想とは別に、「わたくしと百合」というテーマで書きますので、興味がある方にお読みいただければ幸いです。

百合というものに目覚めたのがいつかというのは、自分でもはっきりした記憶はないです。ただ10代の頃から、自分も含めて、いわゆる男性的なものはあまり好きじゃないという思いはある。私は10代の頃はアイドルさんが好きだったのです。1990年代で、乙女塾出身の方々ががんばっていた時期です。そこで、「ああ、このグループのメンバーさんは仲がいいんだな」と思うことはあったし(そういうのはラジオやテレビを見ていると分かる)、そういう部分が好きで応援していた。

1990年代後半はアニメや声優さんが好きで、『あずまんが大王』(2002)も好きでした。ただ、あの作品は百合ではなくて日常系なのかなあ。

その後、2000年代半ばから2015年まではアニメからも声優さんからも離れていた。ということで、この間の作品にはほとんど触れていない。
ただ、『ゆるゆり』は一挙配信で第一期(2011)、第二期(2012)を見て、第三期(2015)はリアルタイムで見ました。
『桜Trick』(2014)は映画館でのオールナイト一挙上映で見ました。

2015年にアニメを見るのを再開して、まず衝撃的だったのは『ユリ熊嵐』(2015)。この作品は、百合の要素とともに様々な要素がてんこ盛りで、タイトルに「ユリ」とは入っていますが、そんなに百合を意識することはなかった。
他の作品も、百合要素が含まれる作品は好きですし、『やがて君になる』(2018)や『私に天使が舞い降りた!』(2019)は明確に百合がテーマでしたね。
なんとなく自覚しているのは、私は百合であっても恋愛の嫉妬とかドロドロした感情には耐性がないということ。そういうのは現実でダメージ喰らうことがあるからさ、フィクションでもそういうものは触れたくないという思いがある。
どちらかというと「シスターフッド」(同志としての連帯感、みたいなもの)に惹かれる。

今遊んでいるアプリゲームも、

『アサルトリリィ Last Bullet』(謎の生命体と戦う、魔力を持った女性たちの青春)
『Re:ステージ!プリズムステップ』(様々な理由でアイドルをあきらめた子たちが、再びステージに立つ様子を描く。キャラクター同士に特別な関係がある)
『ワールドダイスター 夢のステラリウム』(演劇が大流行する時代。特殊能力を持った役者たちが、それぞれの劇団で切磋琢磨する)

と、それぞれ百合要素があると思う。

それから、私は声優さんもお好きなのですが、女性声優さんも姉妹感を感じる関係のトークが好きです。「あまりべったりしているのはちょっと苦手」と思うタイプなので、「一見そっけないけれど、実は信頼と親愛がある」みたいな雰囲気が好きです。

そんな感じかな。これからも、自分の好きな傾向の百合を摂取して行きたいです。

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