マーキュリーファー 2/10
忙しさゆえにメモだけして投稿し忘れてたpart1。
吉沢亮が叫びっぱなしで、前の方かつ右端の席に
いた私の横をドタドタ音を立てて通っていくのが
実に怖い。よく脳の血管切れないな。
まあ、周りの大半がバタフライで脳がふわふわ
してたりして自分だけがまともで全てを覚えて
しまっている存在だから少し狂わざるを
得なかったのだろうが。
弟くんは代役の子の時だったが、ふわふわ
純粋で、いらいらさせられながら可愛くもある
感じが凄くいい。
ナズも家族が目の前で死んだが故のジャンキーで
性的にもちょっとずれてるけど可愛い。
もうひとりの唯一まともなスピンクスは彼は彼で
嫌なやつだけども兄弟とその母親を支え、
性的倒錯者の客の応対をしなきゃいけないから
板挟みでぴりぴりしてる感じがあった。
オチのあまりの救いのなさがゾッとした。
こんな時代が来てしまうのだろうか。
前回公演は兄の恋人は女性だったようだが、
今回は男性になってるのも興味深い点だ。
ところで、青年をスターに見立てて拷問する
趣味を持つ客は薬を打って朦朧としている
相手に拷問して何が楽しいんだ?
という疑問がちょっと浮かんでしまった。
悲鳴第一主義なのか?でも、鈍くなってるよな?
なんか、マンガとかの貴族が獲物(人間)を
森に放って、とか、縛りつけて動けないように
して、指を一本ずつ、とかのイメージが強くて、
あの手の趣味は何をされてるのか理解した獲物が
絶望する様を見るのが好きなのかと思っていた。
まあ、あのディストピアでそれが可能かは
微妙とは思うけれど。