ジャニーズ伝説 12/7.21
「ジャニーズ」というグループが結成され、解散するまでの物語が第1部、ジャニーズメドレーが第2部の二部構成。
トラジャのくだりが追加されたり、少々の変更はあったものの基本的なストーリーは同じだったけど、この1年間での変化も大きかったので、この物語に感じるものも多かった。
それに、慣れたからか茶番も増えていて、やばたいだけ電気消されて騒ぐとことか、お金をたかる大光ちゃんとか、荷物置いて行ってたりとか、楽しそうだった。やばたつが詰め寄っては詰め寄られてしてたのも可愛かったし。
あと、相変わらず大光ちゃんの私服衣装かわちい。
21日は電気消えたのは矢花だけ、河合くんに対してはwantedの紙を渡して消える大光ちゃん、えびががちでじわって声が笑ってた。
荷物置いて行ったのは河合くんで、あぶなーい、と棒読みで荷物を置いていくのがあざとくてナイス。
やばたつは相変わらずわちゃわちゃしてたし、左に移動してベース弾く矢花のポーズ真似したりもしてた。
今回気づいたのは、まず、たつるくんの180°開脚ジャンプすげー。バレエやってるだけはある。
舞台の段の高さと脚の長さがほぼ一緒な脚長大光ちゃん好き。
君たちせっかちだね、に対し、ジャニーさんも大概でしょ、せっかちーと煽るやばたいが愉快。
みんなでぎゅうぎゅうに数珠繋ぎに並ぶ侍ちゃん可愛い。
姫コンビの立て膝が治安悪くて最高。
やっぱり、やばたい演技うめーのと、琳寧は逆に素の時のテンションから独特だから一周回って自然で好き。ジャニーズ解散のところの矢花さんの間とか演技がめちゃくちゃ好き。
あと、収録入ってるからか、やばりね、ビジュアルが爆発しとって最高だった。
第2部はセクサマ矢花がクソかわすぎて死んだのと、Jr.パートに入った時に太陽の笑顔で客みんなが全力で手拍子を始め、センセーションは探り探り、サイレンでぴたっと静かになるのがちょっと面白かった。やっぱり、センセーションはテンポ早くて掴みにくいとはいえ、もっと少クラに出してあげて、ファンがノリやすいようになるといいのにな、と思った。
あと、親がジャニオタじゃない限り、誰もが最初に触れるジャニーズ曲が「勇気100%」だと思って、その2番を歌っている佐藤アツヒロさんを見た時になんとも言えない懐かしさというか、エモさのようなものを感じた。
最後の名前紹介で謎に歌舞伎みたいな動きしてる矢花が愉快だった。
21日はほぼ嶺亜さん定点で見たのだけど、
河合くんの肩によっかかって彼女ヅラした後、矢花と向かい合わせになり、背中合わせし、な嶺亜さん、好き。
れあたい並んで踊ってるの見ると大光ちゃんは長い手足を存分に使って大きく踊ってるのに対し、嶺亜さんは自分の小ささを活用して小さめに決めて踊ってるのが対照的でそれぞれに魅せ方がうまくていい。
Crazy F-R-E-S-H Beatの大光ちゃんかっこよすぎ。
矢花さんも結構大きめに踊ってるから、もしや、意外と腕長い?(失礼)
てか、ブイーンって感じで移動してる矢花さんおもろ可愛かった。
セクサマの頭で「みんなの願いが叶いませんように」のボケでツボる嶺亜さんくそかわ。
Jr.コーナーはみんな複数回来てるのか、すぺの手拍子もしっかりできててよかった。
それより、サイレンの嶺亜さんがあまりに治安が悪くてかっこよくて死んだ。今までの消えるものかのところは頭を抱えた後、しがらみを投げ捨てるように腕を振り下ろしてたと思うのだけど、一度目で首掻っ切り、二度目は舌ぺろしながら首を掻っ切って、その瞬間ライトが消える嶺亜さんが圧倒的支配者で、まじ我らが女帝、一生着いていきます。
最後の名前紹介でくそあざとポーズ決めてる矢花さんかわよいし、自分のターンで真似するたつるくん大好きだった笑
以下、思想。悪口も入ってるのであしからず。
「ジャニーズ」は海外に行って、練習を積んで、曲を作ったけど、日本では受け入れられず、そのまま潰れていってしまった。
それを成功させたのが、Travis Japanかのように舞台中では語られるが、まだ、そう言い切ることはできないと思う。もちろん、全てを捨てる勇気を持ってアメリカに行き、大会でいい成績を残した結果、現地のレコード会社のスカウトを受け、世界デビューを決めたので、実績という意味ではトラジャのほうが上だ。
しかし、所詮日本のジャニーズの一グループだ。残念ながら日本ではアメリカの実績がまんま使えるわけではないし、「ジャニーズ」のように日本の音楽に絶望する恐れは残されている。サブスクでうまく海外でブレイクしてくれればいいが。
一方、レコード会社が海外であることでジャニーズ事務所の意向によって振り回されにくいというメリットも持っていると思う。
ところで、疑問なのが、なぜジャニーさんはサブスク解放に前向けではなかったのか、ということだ。サブスクは世界中で聞くことができる。また、いまや定着したYouTubeやIsland TVもタッキー主導だという話だ。海外に売りたければ海外からもアクセスできる媒体にその曲を置くのか一番早いと思うのだが。
実際、ストスノのMVを見ると、海外からのコメントがしばしば見られる。
また、タッキー肝入りのSnow Manは中国語を学んだり、タイでのライブがあったり、海外進出の準備にも積極的だった。
一部では左遷とも噂されたトラジャは過酷な留学の末にデビューを掴んで帰ってきた。
だから、本当に海外進出に前向きだったのはタッキーであり、ジャニーさんが本当に海外進出してほしいと思っていたのかはいささか疑問の余地がある。「ジャニーズ」とてジャニーさんが連れ帰らなければもしかしたら成功の道はあったのかもしれない。どちらかというと口だけでまじめにやってたらいつか見つけてもらえるかもしれない、というシンデレラストーリーを信じていたようにしか見えない。
また、週刊文春によると、King & Princeには海外進出させようとアメリカに舞台を見せに行ったりもしていた、という。
では、なぜ彼らに英語のレッスンや留学をさせなかったのか。今どき英語なら通訳を付ければいいからか。まあ、それでもある程度なんとかはなる。でも、BTSは話せる。トラジャは話せる。Snow Manも中国語だが話せる。それに、阿部ちゃんがたぶんある程度は話せると思う。なんでやらないの?という目で見られることを甘んじて受け入れなくてはならない。
それに、ダンスは上手いのかもしれないが、歌のレベルはどうだろうか。うまければ日本語だろうが海外でやっていける。もはや伝説レベルの人の話になってしまうが、例えば、BABYMETALは英語版の曲も持っているが、最初は日本語だった。
でも、残念ながら海外に売るにはレベルが低いと思う。どの舞台だったか忘れたが、ストスノキンプリの歌が最後に入っていて、いきなり下手になったな、と思ったらKing & Princeだったことがあった。キーが合っていなかった可能性もある。でも、ボイトレでいくらかましになるかと思うし、結局、与えられるままで自主努力を怠った結果が夢を見失い、分裂という結果にまで至ってしまったのかな、と思った。
いっそ、岩橋くんや7ORDERみたいにさっさと独立してしまえばよかったのに。せめて、ジャニーさんがいなくなった時点で。大体の会社はサブスク解放に前向きだから。
正直、上を見れば海外進出できているグループなんてないし、ジャニーズ事務所にいることは日本のオタクを獲得するのには役立つけど、海外ファン獲得にはほぼ役立たないと、推しは好きだけど、別に事務所は好きじゃない私としては思うけどね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?