ビキビキ
子どもがことばを覚え始めた頃のこと。
甘いジュースも避けたいし、刺激のあるモノもできるだけ口に入れないようにと気を使っていたが、とうとう炭酸デビューの時がやってきた。
年上のいとこが、ごくんごくんと美味しそうに飲んでいるのをみて、
『飲みたい〜』となってしまい、
仕方なくコップに少し分けてもらって飲ませてみた。
おそるおそる口に近づけ
ごくんと一口飲み込んで出たことばが
『‥ビキビキ‥』
すごい顰めっ面でつぶやいた。
その場でみんなが思わず笑ってしまう。
『ビキビキ』って〜
その時から、我が家では
炭酸🟰ビキビキとなり
下の子にも受け継がれ、反抗期まで『ビキビキ』は続いていた。
今でもたまに思い出し、
『ビキビキ買ってきて』などと使っている。
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