#9 オウム返し ~600文字作文~
皆さんこんにちは。
とある国立大学に通う医学部生 kou です。
人は平均1秒あたり10文字ほど読め、600文字だと1分でサクッと読めるそうです。
今日も皆さんの1分を頂きます(*- -)(*_ _)ペコリ
#9 オウム返し
突然ですが皆さん、「オウム返し」をご存知でしょうか。
近年重要と言われ、その効果に注目されている「傾聴」の手法の1つです。
傾聴とは、読んで字のごとく、相手に目と耳と心を傾けることです。
ではオウム返しとは何をするのか。
相手の言ったことを繰り返す。
たったこれだけです。
昨日の記事でも挙げましたが、
受験生の子が志望校を下げたいと相談してきた場合、
本当に下げたいと思っているのでしょうか。
何かアドバイスが欲しいのでしょうか。
実際こういう場面になると返答に困るものです。
相手の顔色を窺い、頭の中で色々と言葉を紡いでアドバイスをする。
果たして、今の一連の行為に傾聴はあったでしょうか。
顔色を窺うのだから目は使っています。
相手の話を聞いたのだから耳は使っています。
では、心は。
よく、「心ここに非ず」といいますね。
人は何か考え事をしている時、心を相手に傾けられないものです。
だからこそ、オウム返しが有効です。
ただ繰り返すだけなのかもしれない。
それでも、色々と考えこまず、相手に目と耳と心を傾けて接することが出来ます。
悩んでいる時。
それは自分の中で何が重要か、今どういった状況なのか、正しく頭の中で整理が出来ずに混乱している状態です。
この状態でアドバイスをしても、更に混乱を生むかもしれません。
頭の整理を手伝ってあげる。
それがオウム返しです。
人は共感の生き物です。
聞き上手というのは最高のセラピストなのかもしれませんね。(600文字)
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