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#34 メリーゴーランド ~600文字作文~

皆さんこんにちは。

とある国立大学に通う医学部生 kou です。

人は平均1秒あたり10文字ほど読め、

600文字だと1分でサクッと読めるそうです。

今日も皆さんの1分を頂きます(*- -)(*_ _)ペコリ


#34  メリーゴーランド


目標に到達した時、次の一歩目が怖くて仕方ない時がある。
あの山に登りたい。
あの壁を越えたい。
いつだって目標というのは高い所にある。


人は経験的に
人生には山があれば谷がある
調子がいい時があれば悪い時がある
ことを知っている。


だから目標に到達した時、どうしても次の一歩目が踏み出せない。
下りの可能性を疑って止まないから。



『客観視』


言葉で言うのは簡単だが中々できない。
それが自分の今後に大きく関わる出来事かもしれないと思った時は、尚更「どうしよう」とふさぎ込んでしまい、周りは見えず、最悪自分さえも見えなくなってしまう。




子供の頃、
遊園地といえば、ジェットコースターやお化け屋敷など沢山の楽しみが詰まっている場所だった。
その中でも、ひと際輝いている場所があった。


『メリーゴーランド』


あの白馬はなんだ!
あの馬車はなんだ!

子供はいつもヒーローやお姫様に憧れる。
大人になっても憧れる人がいるくらいに。


乗る前の子供たちは何を考えているのだろうか。


王子様になれる!
お姫様になれる!
きっと微笑ましいことを考えていることだろう。


「ねえ、お母さん、お父さん見ててよ!!」




人生において、いつだって主人公は自分だ。
一瞬現れて、一瞬で消える人のことを主人公とは言わない。


幅を持たせればいいじゃないか。


今が人生の絶頂ではなく、絶頂「期」にすればいいじゃないか。


目標到達後の一歩は、形容しがたい怖さがあるが、
踏み出さなければ何も始まらない。(600文字)

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