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2025年やりたくないことリスト

新年でやりたいことリストが量産されているので、逆にやりたくないことリストを作ってみる。

数が少ないものは、価値が高いからだ。

あるいは数が少ないのは、誰も求めていないからだという可能性もある。

どちらにせよ、僕はやりたくないことリストを作ってみようと思う。

やりたいことができないのは、やりたくないことに時間を埋め尽くされてしまっているからだ。

まずは、やりたくないことをやらないことで、やりたいことをする時間を捻出しようじゃないか。

周りの意見に流される

これは絶対にしたくない。

なぜなら、周りの意見を鵜呑みにして、自分の意見を蔑ろにしてしまった過去があるからだ。

そして、そういったとき物事は大抵良くない方向に進んでいく。

周りの意見は聞く。

しかしそれはおみくじのようなもので、あくまで「ふーん」と思っておくくらいのものだ。

誰もおみくじの通りに行動する奴はいない。

流行に流される

流行は「流れ行く」と書く。

だから流行なのだ。

誰かが流されているところに自分も流されていって、そして後人が続いていく。

それが流行と呼ばれるものの正体だ。

つまり、流行に実態はない。

僕は実態のあるものを愛でたい。

妥協する・手を抜く

この2つは1つにまとめてもよいだろう。

自分が納得がいっていないのに、「まあ、いいか」と手を打つことだけはしたくない。

妥協や手抜きは、必ず後からしっぺ返しがくる。

ときに取り返しのつかない、とんでもなく大きなブーメランとして返ってくることがある。

それが怖い。

という消極的な理由で、僕はできるだけ突き詰めて物事に向き合いたい。

もしかしたら、妥協と手抜きを1つにまとめたのは、それこそ妥協かもしれないが……。

無理や無茶をする

上の項目と相反するように見えるかもしれないが、ところがどっこいこれらは共存する。

「突き詰める」というのは、無理や無茶をすることではない。

どちらかといえば、"放っておくとやってしまうこと" のイメージだ。

寸法をミリ単位でこだわったり。

部屋の隅々までくまなく掃除したり。

無理や無茶はそういったこととは全然違って、老体に鞭打ってまで何かをやることだ。

僕ももう三十だ。

自分で自分に鞭を打つのは、もうやめにしよう。

他人に嫉妬する

この前外国人と日本語で話していたときのこと。

僕がカフェ店主をしていると言ったら、「妬ましい!」と笑顔で言われた。

アレックス、そういうときは「憧れる。」と言うんだよ……。

他人は他人、自分は自分である。

他人は他人の人生を生きるしかないし、自分は自分の人生を生きるしかない。

だから、他人に嫉妬したって仕方がない。

他人に嫉妬することは、他人の人生のレールに乗っかって生きるということだ。

そうではなく他人の人生はフラットに見て、自分は自分の人生を生きよう。

見られ方を気にする

究極、ダサいと思われたって、みっともないと思われたって関係ない。

最後は死ぬときに「いい人生だった」と思えるかどうか。

他人の目を気にして、あれができなかった、これができなかった。

そんな言い訳はしたくない。

見られ方や世間体は、体の良い言い訳だ。

そんなものは早いところ投げ捨ててしまって、自分のために人生を生きよう。

散財する

シンプルに今年は利益重視、経費削減で、しっかりやっていこうと思う。

これはケチるとは違って、一つひとつの支払いに丁寧になるということだ。

必要な投資は惜しまない。

しかし、意味のない無駄な買い物はしない。

普段はどんぶり勘定なところがあるから、そんな自分を律したい。

SNSで時間を無駄にする

最近、SNS(とくにTwitterやThreads)がいよいよ終わってきたなと感じる。

誰かに対するヘイトや世の中への不満、下品な言葉たちのゴミ溜めになっている。

そして、人間(僕も含め)は、いやなものでそういったものを見てしまう。

こわいもの見たさ。

あるいは、好奇心によって。

これは欲望というよりも本能に近いもので、理性によって律さないといけないと思っている。

No more 時間泥棒。

やりたいことリストを作る

やりたいことリストを心の底から作りたいと思ったなら、僕は作る。

しかし何となく他の人がやってるから自分もやっとくか、という作り方はしたくない。

それは、自分の内側から湧き上がる欲望ではなく、外側の刺激によって作られた偽物の欲望だからだ。

僕は真の欲望に耳を傾けて、真の欲望に忠実に生きていきたい。

その結果、僕の心は「みんな右に倣えで同じことをやっているのに対して、嫌味でやらないことリストを作ってやれ」と言っていた。

僕の真の心は、ちょっと捻くれていた。

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今野直倫
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