暮らしを整えようと思った話
最近、noteやYouTubeを毎日更新するようになって、でも満たされない感覚があって、何かしたいなと思ってたんだけど。
だらだらしてる暇があったら、金になることの一つでも、店の繁盛のためになることの一つでもいたらどうだと。
そんな感覚がずっとあって、何をしようか、何をしたら良いんだとずっと考えている。
今日、営業中にふと過ったんだけど、"暮らしを整える" というのはどうだろう、と。
とくに何か論理立てて考えたわけでもなく、思考の中にふっと、その言葉が浮かんだ。
直感がそう言っていた。
なんで暮らしを整えるのが良さそうなんだろう?
まず思い当たったのが、時間を無駄にしているんじゃないか?という欠乏感を解消してくれるような気がした。
営業が終わり家に帰ったら速攻で風呂に入り、風呂を上がって飯を食ったら、食後にお茶かコーヒーを淹れて本でも読む。
窓辺に設置した、腰高のテーブルで。
お茶を飲みながら。
甘いものがあってもいいな。
あるいは、読書じゃなくてもPCでnoteを書くでも良いな。
いや、寝る前だから液晶より紙のほうがいいか。
そしたら、本屋ないかい。
などと頭の中で一人芝居を打ちながら、イメージが湧いてくるのを感じる
寝る前のルーティンとしても良さそうだし、リラックスと有意義を兼ねていてとてもいい。
ソファに寝転がって、無為にYouTubeやInstagramを眺めているより、よっぽど良い時間の使い方っぽい。
次に、人様に見られても恥じない暮らしをしたいなと思った。
たとえば、営業中にお客さんに「家では何をしているんですか?」と聞かれたとする。
そんなときに、胸を張って答えられる暮らしをしているか、ということは意外に大事な気がした。
答えられないということは、たぶん恥ずかしいということで、恥ずかしいということは真に在りたい自分ではないということだと思う。
人に話したくない、恥ずかしいと思う暮らしをしているなら改めても良いんじゃないかと思った。
お茶を淹れて、窓辺で夜風に当たりながら本を読んでいる。
うん、とてもいい。
自分が満足できる暮らしをしているということは、人にも勧められると思えるはずで、そうすると一つの参考としてSNSとかにも投稿したくなりそう。
そうすると、SNSの更新にも繋がるし、自分の価値観の共有にもなるので、ますます良い。
良さそうだぞ、これは。
あと追加で思ったのは、全ての成功はそこに尽きるんじゃないかということだ。
資本主義的な成功という意味でも、人間的な成功という意味でも。
つまり、誰に見られても、SNSで公表しても恥ずかしくない、胸を張っていられる生活を送っているということは、いつどこで誰に会おうと問題ない振る舞いをしているということとイコールだ。
ふと、町でお客さんに出くわしたとする。
そのときに、タバコをぷかぷか吸っていたり、ゴミをポイ捨てしていたり、交通ルールを守っていなかったりすると、これは店の沽券にも関わる。
そうすると、お客さんを一人失うことになるかもしれない。
これは実質的な損害になる。
金になることの一つでもするどころでなく、お客さんを一人失って売上が減る。
そして、そんな恥ずかしい姿は友達や家族にもシェアするだろうと思うので、減るお客さんは一人どころではない。
それはあまりにもよろしくない。
だから、お客さんに会わないようにしたり、変装をして誰かわからないようにしたり、というのはもったいないという気がする。
それは、自分の暮らしを整えるチャンスであり、ひいては自分の人格を高めるチャンスでもあると思うからだ。
逆に良い行いをしているところを見られたなら、むしろお客さんが増えるかもしれない。
あそこの店長、早朝にゴミ拾いをしてたわよ。
そんな噂が広まれば、きっとお客さんは増えることはあれど減ることはないだろうし、何より優しくしてくれそうな気がする。
でも、暮らしを整えるとは、誰かに見られている部分だけではダメだ。
それは装っているに過ぎない。
例えば、お客さんが向こうから歩いて来たときだけ、ゴミ拾いを始めたり。
装いは見透かされる。
ちょっとした言葉尻や所作に現れるを
だから、外でだけでなく家にいるときから、暮らしを整えるのが大事だ。
いついかなるときも、胸を張れる生活を送っているならば、当たり前だがお客さんにばったり会ったときも、自信に満ち溢れたくらしをしているということだ。
デフォルトが整っている。
その状態が理想的だし、結局のところ、その状態が一番楽である。
場面に合わせて自分を変える必要がなく、常に堂々としていられて、人目を気にしてビクビクしなくていい。
暮らしを整えるってめちゃくちゃいいな。
何か副業を始めたり、資格の勉強をしたりするより、よっぽど影響の範囲が広いし、根本的で本質的だ。
僕は、根本とか本質とかが好きだ。
なぜなら、小手先のテクニックやスキルは、場面や相手、時代によって通じたり通じなかったり、価値があったりなかったりする。
が、根本や本質というのは、いついかなるときもそうであり、そうであるからこそ根本や本質と言われるのだ。
生活を整える、というのもその一つだと思う。
よし、やってみるか。
まずは12時になっても風呂にまだ入っていない状態をなんとかしよう。