「質の高い質問」がクライアントを救う。 特にセラピストは必見です‼︎
こんにちは。
「慢性症状サポートサロン」を経営している理学療法士の湯浅です。
今回は「質問」についてお伝えしていきます。
みなさまは「質問」に対してどのようなイメージをお持ちですか?
以前の私は授業やセミナーなどでわからないことを聞くことが
「質問」だと思っていました。もちろんそれも質問なのですがこれはほとんどの場合閉じている質問になります。
答えが決まっている質問のことを閉じている質問と言います。
では次の質問に答えてみてください。
「あなたが一番大切なものは何ですか?」
パッと答えられた方もいらっしゃれば、なかなか答えが浮かばなかった方もおられるのではないでしょうか?
このように考えないと答えが出てこない、本質を捉える質問のことを開いている質問と言います。
「開いている質問」は無意識を意識化することができます。
つまり開いている質問には
心の奥にある無意識の部分を意識にまで浮上させるほどパワフルな作用があります。
慢性的な身体の不調を抱えておられる方は
無意識の部分をなかなか出せないことが不調の原因であることも少なくありません。
セラピストやコーチがクライアントと関わる際にもできるだけ
クライアントの深部に眠っている無意識・潜在意識にアクセスできる
と長期的に改善に向かうのではないでしょうか?
しかし、初対面や信頼関係が築けていない状況でいきなり
「本当はどうなりたいのですか?」などと質問すると
相手も戸惑い、逆に信頼関係が崩れてしまうこともあるでしょう。
最初は出身や趣味、仕事など閉じている質問から始め、
タイミングを見計らって、開いている質問をするようにしましょう。
問題探しに2割、解決に8割の時間を注ぐことで
問題解決されやすくなってきます。
最後に魔法の質問を紹介します
魔法の質問
目標はなんですか?
今、何が上手くいっていて何が上手くいっていませんか?
どうしたら上手く行くと思いますか?
あなたは、この質問で何が得られましたか?