対症療法は『松葉杖』だと思え‼︎
こんにちは。
今回は対症療法についてお伝えします。
「対症療法」で検索すると様々なことが書かれています
それぞれ、解釈の仕方はあると思いますが
対症療法とは治すのではなく、症状を抑え込むものです。
「軽減させる」というのはあくまで「一時的に」です。
辞書に書かれていないですが、とてもとても重要なことがあります。
それは「対症療法を長く続けていると対症療法から離れられなくなる。」
ということです。
対症療法は「松葉杖」
松葉杖は短期的には我々を支えてくれて、生活を送りやすくしてくれます。
しかし、松葉杖を使い続けると、足の筋力が低下したり、バランス能力が低下したりと2次的に我々の身体機能に問題が出現します。
そうなると、そもそも何が問題で松葉杖を使い始めたのかもよくわからなくなり
松葉杖が手放せなくなります。
短期的には我々に安心感や安定感をもたらせてくれる松葉杖も
長期的には我々の身体を蝕んでいくものとなりうるのです。
対症療法の代表が薬です。
ほぼ全ての薬は身体を交感神経優位にし血流の低下を招き、リラックスしにくい
状態を作り出します。
長期的に使用していると先ほど申し上げたように、薬自体が新たな問題を
引き起こします。
これを知らずに「ただ今楽であればそれでいい」というスタンスの方が多いのが
現状です。
松葉杖を使っている方が一生それを使うつもりでいるのかというと
なるべく早く松葉杖を手放したいと思う方が多いのではないでしょうか。
一時的に症状を抑えたり、一時的に楽になることを続けている間も
ご自身の身体は衰え、松葉杖を手放すのはどんどん難しくなります。
現在あなたが、心や身体のために行っている行為や行動が
松葉杖なのかどうかに『気づくこと』が第1歩です。
気づいてそのまま松葉杖を使い続けるか、少し歩きづらいけど
松葉杖を使わない未来を目指して自分の足で歩き出すか
選択しましょう。
少しでもヒントになれば幸いです。