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人を見るときの判断基準(098)

こんにちは、紺野うみです。

自分の身の回りにいる人について、じっくり考えたことはありますか?

誰を心から信用し、誰に注意を払っておくべきなのか……。

その判断力は、自分を助け導くことになります。

今日は、あなたが持っておくと役に立つ、人を見るときの判断基準についてお伝えしたいと思います。


決めつけの人

きっと、ほんの少し探してみただけでも、見つけられるはずなんです。

この「決めつけの人」というのは。

あなたが仮に、その人に意見を求めていなかったとしても、領域を侵してどんどん攻め入ってくるのが、このタイプの人たち……。

彼らは厄介なことに、あなた自身の意志・感情・想いは丸っと無視をして、「こうしなきゃダメだろ」「こうするのが当たり前だ」「こうするに決まっているじゃないか」という自分の価値観や論理を、世の中の「正義」「正論」として押し通しにくるわけです。

これは、あなたの世界を狭めてしまう、負のパワーを持っている存在になりかねません。

もし、このような人が身近にいるときは、あなたの方から「意見をください」とあまり言わない方がよいでしょう。

ひとたびそれをしてしまうと、相手はあなたよりも自分の方が優れているという想いから、永続的にマウンティングをしてくるようになる可能性が高い。

また、あなたから意見を͡乞うていないときであっても、あまり距離を縮めすぎない方がよさそうです。

そもそも、世の中に存在する物事は、「明確」になっていることの方が少ないものです。

科学の世界だって、少し前の理論が上書きされることは珍しくありません。

あらゆる「決めつけ」の根拠は、そこまで確かなものではないはずです。

自分に関することで信念を貫いているならまだしも、人の人生に関して軽い気持ちで口を出してくる人は、相手の人生を背負う覚悟もない越権行為を簡単にしてくるので注意が必要なのです。


選択肢の人

では、逆にあなたの世界を広げてくれるような人物は、どんな人だと言えるでしょうか。

「決めつけの人」に比べると、かなり希少な存在の方であることは間違いない「選択肢の人」というのがこれに当たります。

このような人たちは、自分の人生や豊富に吸収した多くの知識をもとに、あなたに「いくつもの選択肢」を提示してくれることがあります。

「自分はこんなやり方をやって成功(失敗)したよ」「他にもこういう方法もあるらしいよ」「このやり方でうまくいっている人を見たことあるよ」……このように、とても気軽なスタンスであなたの世界が広がるためのアシストをしてくれる。

こういった人の近くには、もとより人が多く集まるものでしょうが、そばにいて学ぶだけでも大きな意味がある存在だと思います。

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