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想像力は超能力(090)

こんにちは、紺野うみです。

私は人の持っている「人なればこそ」の美しい能力は、「想像力」だと思っているんです。

動物の多くは「自分のこと」「今のこと」だけを考えて生きているものですが、その中でも人間は「自分以外の人のこと」「未来のこと」を深く想像していくことが可能な生き物。

その美しい能力を、生かさずしてなんとする……と。

想像する力は、そもそも知り得ない視点をゼロの場所から見出してゆく、「超能力」みたいなものだと感じます。

生きながら、育てていきませんか?

その不思議で素敵な「イマジネーション」を……。

自分の心の可能性を広げる

私たちの心が「ありのままの姿」を捉えることができるのは、「自分が感じたこと」「自分が思ったこと」「自分が経験したこと」などの、主観的な感覚です。

逆に言えば「自分が持っているもの」は、まったく同じ想いを誰かに持ってもらいたい、感じてもらいたいと思っても、難しいもの。

だからこそ、自分の想いや考えをできるだけ正確に伝えるために、私たちは「言葉」というコミュニケーションの手段を生み出したと言えるかもしれません。

さて、そこで大切になってくるのが本題の、他者の気持ちや考えを「想像する」という力です。

決して自分が、その瞬間に相手と同じ想いをしていたり、考えを持っているというわけではないにしても、それを「自分のことのようにイメージできる」という「想像力」から来る「共感力」に、人の心の大きな可能性があるのではないでしょうか。

これは、何度も何度も「想像してみる」ことを繰り返すことと、人の想いを受け止めて「答え合わせをする」ことによって、どんどん引き出していくことができるもの。

そして、その力は育てれば育てるほど、自分の思いやりや安心感という「人としての温かさ」に変えてゆくことができるものだと感じます。

どんなものが見えてくる?

「想像力」が育っていくと、具体的にはどんな景色が見えるようになってくるのでしょうか?

それこそ、無限に広がってゆくものだとは思いますが、私は中でも特に代表的なものを挙げていきたいと思います。

明るい未来の可能性

……これは、人が希望を持って生きてゆくために、「明るい未来」をイメージして進んでいくことは必ず必要です。

時にはそれらが、自分以外にもたくさんのひとの「希望」に姿を変えて、多くの人を導くこともあります。

むしろ、人を率いる「指導者」や「統率者」とも呼ばれるような立場の人は、これを語らずして人はついてこないとも言えるかもしれません。

人の心の奥深くにあるもの

……これは、自分が見てきたわけではない「人の過去」の中に、どんなことがあったのかを想像するようなことです。

その過去にすら自分の心を寄り添わせることができれば、人は自分以外の経験すらも疑似体験をして、そこから学びを得ることができます。

そして表面的には表れていないことであっても、にじみ出る感情を敏感に感じ取ることすら可能かもしれませんね。

今後に起こりうる出来事

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