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傷つけたくない人(083)

こんにちは、紺野うみです。

人が違えば、もちろん立場も違い、見える世界も異なるものです。

そして、それらが違えば、人は互いを傷つけ合ってしまうことがあります。

今日は、人と人同士が一緒に居ればきっと避けられない「傷」について、書き留めておこうと思います。


傷つかない人はいない

どんな人だって、心に傷を負うことはあります。

そして、それを心の奥に押し込めたり、なかったことにしたりしながら、必死に生きていこうとすることも。

私たちは、それを忘れちゃいけないと思うのです。

どんな相手でも、蔑ろにしていい心なんてひとつもありません。

自分から見てどんなにひどい人に思えても、その人にもあなたと同じ心があり、なんらかの理由でそれらが麻痺して歪んでしまったからこそ、「ひどい状態」になっているのかもしれない。

だから、自分から見て嫌な人だったり、都合の悪い人だったりしたとしても、自分からは傷つけない努力をしている方が幸せです。


傷つけない人はいない

それでも、人は誰かの心を傷つけてしまうことがあります。

これは、どんな善人にだって言えることかもしれません。

自分と同じ心は存在しないので、他の心が何を持って傷ついてしまうかも誰一人同じじゃない。

その地雷を、無意識に踏み抜いてしまうことだって、きっとあるものです。

私も、言葉を使った仕事をするようになってから、そのことを強く意識するようになりました。

自分にとっては悪気ない言葉だったとしても、それが誰かにとっては痛みを感じさせるものであるかもしれません。

できる限り言葉を選んだり、正しく伝えるための工夫についても、深く考えるようになった気がします。

自分の言葉でも誰かを傷つけることはある、と理解しておくことが、できうる限りそれを防ぐための唯一の方法なのだと思います。


傷つけたくない人として生きる

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