古い音楽に惹かれるのは何故？

ストリーミング全盛の現代ですけど、僕は最近古い音楽ばかり聴いています。何故かとっても惹かれるんです。古い音楽に。

レコーディング技術って日進月歩で進化していて、例えば1960年代と今とでは雲泥の差があります。なので当時の作品と現代の作品は音がかなり違う訳です。

もちろん今の方があらゆる面で優れているのはいうまでもありません。

しかし人間とは不思議なもので、未熟な技術で作られた音源の方が、今の洗練された技術で作られた音源より好きだったりします。

単純なもの。シンプルなもの。
昔の世界は良くも悪くも物事はもっとシンプルでした。しかし今ではありとあらゆる物事が洗練され複雑に絡み合っています。

きっと僕は現代の複雑さに少し疲れているのかも知れません。あらゆるシステムが絡み合いグチャグチャのスパゲッティの様になっています。

何がどうなっているのか？誰にも分からないのではないでしょうか？

そんな時代においてせめて音楽くらいは作るのも聴くのもシンプルなままでいたいものです。

エフェクター？
リヴァーブだけでいいよ。

トラック数？
８っもあれば充分。

エンベロープ？
何それ？

必要なのは…
良い楽器、良い声、確かな腕、良いマイク。
後は野となれ山となれ。

今朝、ラジオでオンエアーされてた最新のヒット曲…僕には聴けないものだったよ。

まっ人それぞれですけど。

そんな僕と妻のインストSamba Rockアルバム。
もちろんオリジナル。
これでも大分シンプルにしたつもり。
BGMとしていかが？