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VR演劇研究日誌:遅延によって生じる間の影響
本日もClusterで稽古。
試演会も無事終わりました。ご来場いただいた方ありがとうございました。
ご挨拶が遅れましてすみません、、、
試演会では僕が書いた出演者一人の脚本を2本やったので、ちゃんとした会話劇のあるものがやりたいね、という話になった。
いい感じの会話をさっと書くの難しそうな気がしたのと、どうせならテンポの良いものをやりたかったので、ラーメンズの短いコント作品をやることにした。
会話シーンは、以前も僕の書いた台本でやったことがあるけど、その時気づけなかったことにも気づけた。
Clusterは遅延(ラグ)があって、どうしてもセリフとセリフのあいだに間が入ってしまう。
当初はこれはもうしょうがないよね、と思っていたけど出演者の一人の指摘が興味深かった。
本来つながるはずの会話に間があると、まるで相手が興味持ってないかのような反応になり会話を盛り上げづらいとのこと。
確かに。
対策としてDiscord(遅延が少ない)でやってみると楽しくテンポ良くラーメンズを読むことができた。
かけあいをやる上で、Discordかそれに変わる遅延のない方法(出演者は一箇所に集まるなど)が必須だなと思った。
Clusterは音声以外のデータもやりとりしているし、おそらく同期ズレが少なくなることは考えにくいと思う。
悪気がないのに会話が盛り上がらないみたいなのはオンラインならではだな、と思った。
このことに気づいた人あまりいないかもしれない。
ゲーム実況者やVtuberの多くはDiscordを使っていて、それでテンポの良い会話ができている。
同時に話始めてしまい「あっ、ドゾ」となることも少ない。
ClusterやVRChatはかなり遅延があるので、積極的に会話する文化あまりないのかもしれない。
無言勢と呼ばれる人達もいるし、会話もテンポの落ち着いたチル系っぽいイメージがある。