擬態する3Dプリンター
3Dプリンターで木目を再現している人がいた。後加工なしで。
FlashForge(3Dプリンターを作ってる会社)の木質PLAフィラメントの温度を変えることで、色が変色するようでそれを交互に繰り返すことで縞模様を作るらしい。
とはいえFlashPrint(FlashForgeの3DプリンターをPCから制御するアプリケーション)では、温度を柔軟に変えることができないので、柔軟に変えることができるレイヤー(3Dプリンターの一層ごとの厚さ)を変えることでフィラメントに加わる熱をコントロールしている。
といってもパラメータを同じにしてもなかなかうまく再現できるものではないけれど。
3Dプリンターの個体差や経年劣化具合、気温湿度など色々な要因もあるけれど、手動で設定ている木目を描くのにセンスが必要だと思った。
頑張って作ってみた木目の指輪。
木目というよりは木星のような縞模様になった。
うまく木目を表現するのは難しいが、設定したパラメータ通りに縞模様は入っている。
3Dプリンターのフィラメントには色々な種類がある。
木質フィラメントは木材を模したものだし、柔らかい素材のTPUはゴムライクと呼ばれている。
3Dプリンターの素材は何か他の模倣したものが結構ある。
その模倣元の素材では作れないような形が、3Dプリンターでは作れたりする。
偽物が本物を超えるみたいでアツい感じがする。
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